チャン族（羌族）

◆人口／人口は30萬(wàn)6072人。

◆地域／主に四川省阿はチベット族?チャン族自治州およびその付近の地區(qū)に居住しており、特に茂汶チャン族自治県に集中している。その他は漢、チベット、回などの民族とともに暮らしている。

◆言語(yǔ)／チャン語(yǔ)を使い、この言葉は漢?チベット語(yǔ)系、チベット、ミャンマ語(yǔ)族、チャン語(yǔ)派に屬する。南北の2種類の方言があり、一つの方言は5つの地方の言葉に分かれている。チャン族の人たちのほとんどは漢語(yǔ)に通じている。チャン族には自民族の文字がなく長(zhǎng)年、漢語(yǔ)の文字を使っている。

◆宗教／チャン族の人たちは昔から萬(wàn)物に霊魂があるとする原始宗教を信仰してきたが、チベット族の人たちと一緒に暮らしている少數(shù)のチャン族の人たちはラマ教を信仰している。

◆歴史?文化／チャン族は中國(guó)における悠久な歴史を持つ民族の一つである。甲骨文字の資料の中には、早くも3000年前の殷の時(shí)代のチャン族に関する記載があり、主に中國(guó)の西北部と中原地區(qū)に住んでいたということである。唐の時(shí)代に、チャン族の一部はチベット族に同化され、また一部の人たちは漢族に同化された。◇現(xiàn)在、四川省西北部に住んでいるチャン族の人たちは古代チャン族の一分支である?！螗隶悭笞澶稳摔郡沥献苑证郡沥韦长趣颉笭柆敗?、あるいは「爾」と稱し、「地元の人」という意味である?！螗去Ε猊恁偿?、大豆を主とする農(nóng)業(yè)に従事している。チャン族の人たちの生活しているところは山峰が幾重にも重なりあい、河川が縦橫に流れており、またここはパンダとキンシコウの主な生息地でもある?！笮轮袊?guó)成立後、民主改革、社會(huì)主義改造および改革開(kāi)放の洗禮を経て、長(zhǎng)い歴史をもつこのチャン族は、活力をよみがえらせた。農(nóng)業(yè)生産をはじめ、その他さまざまな業(yè)種において大きな発展を遂げている。特に水利施設(shè)、上水道と電力などの事業(yè)が大いに発展し、彼らの住んでいる山間地帯には、小型水力発電所があちこちに建設(shè)されている。