イー族（彝族）

◆人口／　

【その他の寫真】

人口は７７６萬(wàn)２２８６人。

◆地域／　

雲(yún)南省、四川省、貴州省、広西チワン族自治區(qū)の4つの省?自治區(qū)に分布する。 　

◆言語(yǔ)／　

イー族の言葉は、漢?チベット語(yǔ)系のチベット?ミャンマー語(yǔ)族イー語(yǔ)分支に屬する。方言が６種類ある。漢民族とよく接している人たちは漢語(yǔ)を理解する。

◆宗教／　

昔、イー族の間では多神崇拝がはやっていたが、清朝初期に道教が盛んになった。19世紀(jì)の末、カトリック、キリスト教が入ってきたが、信仰するものは少なかった。

◆歴史?文化／　

イー族は、中國(guó)においては割合に人口が多く、居住地域も広く、悠久な歴史を持つ少數(shù)民族である。大昔から、イー族の祖先はすでに中國(guó)南西地區(qū)で生活し、子孫を増やしてきた。古くから陝西、甘粛、青海に居住していたいくつかの羌(きょう)族の分派が南下して、長(zhǎng)い歴史の流れの中で南西地區(qū)の原住民部落の人たちとだんだんと融合し、イー族が形成されるに至った?！螭饯巫阚Eは今日の雲(yún)南、四川、貴州の3省の広い範(fàn)囲に及んでいた。各地のイー族の人々は皆自分たちは仲牟由の子孫だと稱し、その６人の息子によって「六祖」部落が誕生したという?！螗ぉ`族の歴史における重要な特徴の一つは、長(zhǎng)期にわたって奴隷制度を維持してきたことである。20世紀(jì)に入っても一部地域にはまだ奴隷制度が殘っていたが、新中國(guó)の成立後、やっと民主改革と社會(huì)主義的改造が行なわれた。イー族の人びとは地域によって多くの自稱があり、例えば、「諾蘇」「納蘇」「羅武」「羅羅」「米撒溌」「撒尼」「阿細(xì)」「阿西」などがそれである。大多數(shù)のイー族の人たちの共通の願(yuàn)いに従い、「イー」が統(tǒng)一した民族の呼稱とされるようになった。