2010年6月26日、中國國家人口?計(jì)畫生育委員會は09年の調(diào)査結(jié)果として「中國流動人口発展報(bào)告2010」を発表した。新華社が伝えた。

【その他の寫真】

報(bào)告によると現(xiàn)在、中國國內(nèi)の流動人口は2億1100萬人。さらに今後の趨勢については、以下の4項(xiàng)目が挙げられた。

■増加速度は緩やかに

依然として増え続ける流動人口ではあるが、その増加速度はやや緩やかになってきている。予測では、2050年の流動人口は3億5000萬人。年間増加數(shù)は現(xiàn)在の600萬人から300萬人に落ち著くと見られている。

■短距離移動が主流

08年の金融危機(jī)以來、産業(yè)構(gòu)造の見直しが必要に迫られ、流動人口の移動先にも変化が見られ始めている。これまでの長距離移動から短距離へ、また省內(nèi)での移動が目立つように。ただし、沿海地區(qū)、沿江地區(qū)(長江沿岸)、主要交通路線沿線地區(qū)への移動傾向は、緩やかながら今後も続いていくだろう。

■移動先は東部沿海から西部大都市まで拡大

流動人口の移動先は東部沿海地區(qū)を重心として、西部內(nèi)陸の大都市までに拡大している。

■流動人口の高學(xué)歴化?長期定住化

流動人口の平均就學(xué)年數(shù)は長く、年齢層は高く、一家揃って移動し、移動先で長期にわたって定住する傾向が強(qiáng)まり、今後は彼らが本籍地以外の場所で民生サービスを受けられる體制を整えることが求められてくる。(翻訳?編集/愛玉)