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トン族(侗族)
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◆人口/
【その他の寫真】
人口は296萬(wàn)293人。
◆地域/
貴州省、湖南省と広西チワン族自治區(qū)に隣接する地域に分布し、その中の貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州が主な居住域である?!?/p>
◆言語(yǔ)/
トン族の言葉を使用し、漢?チベット語(yǔ)系、チワン?トン語(yǔ)派、トン?スイ族の言語(yǔ)に屬する。南北2つの方言がある。トン族はもともと自民族の文字を持たず、漢字を使っていたが、1958年にトン族の南部方言を基礎(chǔ)に、貴州省榕江の言葉を標(biāo)準(zhǔn)音とし、ローマ字を採(cǎi)用してトン族の文字を創(chuàng)出した。
◆宗教/
トン族は多くの神、自然物を崇拝する原始宗教を信奉している。
◆歴史/
トン族は中國(guó)の古代百越の一派から生まれた。秦?漢の時(shí)代に「駱越」と呼ばれ、魏?晉以降は「僚」と稱し、トン族は「僚」の一部分であった。古代の文獻(xiàn)では、歴史上トン族を「洞人」「畆人」「洞蠻」などと呼び、自分たちは「甘」と稱していた。宋の時(shí)代に「懍伶」と音訳し、明の時(shí)代以降は「畆僚」「畆蠻」「畆苗」と稱し、あるいは「苗」と誤って稱された。1949年以降、トン族と呼ばれるようになった。
◆文化?生活/
トン族の人々はうるち米の栽培を主にする農(nóng)業(yè)、稲田で魚(yú)を養(yǎng)うことに長(zhǎng)じている。秋になると、稲の収穫と共に、大きくなった魚(yú)を稲田で獲る。獲れたばかりの魚(yú)を塩焼きにし、地酒を飲みながら嗜むのは、トン族の人たちにとって秋の楽しみの一つである。トン族はまた林業(yè)に従事し、スギ、油茶の栽培でよく知られている。油茶でお客をもてなすのは、お客様を大切にするトン族の人びとの習(xí)わしである。トン族の女性は綿の栽培に長(zhǎng)じ、自ら布を織り、染めている。トン族の人たちは誰(shuí)もが歌を歌うことができ、人々はトン族の住む地域を「詩(shī)歌の大海原」と稱している。禮儀正しく、老人を敬い、幼児を大事にし、人を助けることが好きで、橋を修繕し、道を補(bǔ)修し、公益事業(yè)を重視することは、トン族の人々の伝統(tǒng)的な習(xí)俗と美徳である。
◆建築/
貴州省東南部を中心に、広西壯族自治區(qū)、湖南省にまたがって住むトン族は、木造建築に優(yōu)れ、特にトン族の建築技術(shù)の精髄を最も反映しているのが、「風(fēng)雨橋」「鼓樓」である。風(fēng)雨橋は屋根つきの長(zhǎng)い回廊があり雨を防ぐことができるためこの名前がついた。橋の上には5基の多角形の樓亭があり、通路の両側(cè)に欄干がある。橋には釘が一本も使われておらず、木組みのみで造られているが、その構(gòu)造は精巧なうえに堅(jiān)固である。鼓樓はトン族のシンボル。一番上に木製の太鼓を吊し、屋根が幾重にもなった塔狀の建築物である。下部は正方形、瓦のひさしは多角形、閣の軒先は反り返っている。村の中に高く聳え存在感を示す。どちらも釘を一切使わない杉材を用いた複雑な木組みで作られ、建築物には様々な裝飾が施されている。
◆祭り/
トン族の伝統(tǒng)祝日には、(イ同)年、三月三(花炮節(jié))、闘牛節(jié)、〈足采〉歌堂、吃新節(jié)などがある。吃新節(jié)というのは早稲の収穫の後、家々で新米を食べ、祖先に奉納する祭りである。その時(shí)には歌や演劇、闘牛などのイベントが行なわれる。トン族で最も有名な大衆(zhòng)音楽は“古樓大歌”で、伴奏のない合唱曲である。
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