<日本人が見た中國>このままでよいのか?日本の外國人受け入れ態(tài)勢

Record China    2010年2月9日(火) 14時3分

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日本に帰る飛行機で乗り合わせた2人の孫を連れた中國人のおばあさん。日本で働く子供夫婦のもとへ孫を送り屆けるという。しかし、字の読めない彼女は入國審査書類に記入をすることもままならず…。寫真は08年4月、飛行機に乗った貴州省の102歳のおばあさん。

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昨年になる09年末、日本に帰る飛行機の中でのことだ。

その他の寫真

もうすぐ著陸というとき、隣にいた中國人のおばあさんが私に話しかけてきた?!缚崭郅椁嗓Δ浃盲瞥訾毪证椁胜い椤⒊隹冥蓼沁Bれて行ってくれませんか?」斷る理由もないので、「いいですよ?!工妊预盲埔痪wに空港の出口まで行くことにした。

おばあさんは70歳くらいで、他に小學校低學年の孫2人を連れていた。彼らの両親は日本で働いており、普段はおばあさんが孫の面倒を見ているそうだ。今回、日本に來たのは孫が日本で両親と暮らすためらしい。孫2人では飛行機に乗れないため、保護者として、おばあさんが付き添いで來たのである。

飛行機を降り空港內(nèi)をしばらく歩くと、入國審査ゲートについた。書類に記入して審査を通ったら出口だということを伝えて、別れを告げようとすると、おばあさんに書類を書いてほしいと頼まれた。

「私、字が読めないのよ」おばあさんはそう笑って言った。初めは冗談かと思っていたが、本當のようだ。審査書類にサインをするときも、おばあさんは自分の名前の漢字が書けないため、私に代わりにサインするように頼んできたくらいである。

最終的におばあさんたちは無事に入國審査を終え、家族に會うことができたのだが、私は空港の受け入れ體制に対して少し不安を感じた。

字の読めない老人や幼い子供たちが家族に會うために、飛行機に乗って日本にやってくる。今回は、私がたまたま出會っただけであるが、空港にたどり著く人の中には、同じような人がまだまだいることであろう。(現(xiàn)にその日はもう1人、空港內(nèi)で道に迷っていた中國の女の子を助けている。)字が読めないとは言わないまでも、日本語も英語も解さない外國人が日々、數(shù)多く來日しているであろうことは想像に難くない。

子供を中國に置いて日本で生活する中國人夫婦。私の知り合いの中にも、そのような中國人はたくさんいる。両親が出稼ぎで家にいないというのは中國映畫でよく見るシーンであるが、日本もそれと無縁ではない。

2008年、日本政府による「留學生30萬人計畫」が発表された。これからますます日本に住む中國人は増えるだろう。そして、その家族に會うために、字の読めない老人や幼い子供たちが1人で日本にくるという狀況も、當然ながら増えるにちがいない。留學生30萬人計畫を本當の意味で成功させるためには、日本の空港、そして政府が、そのような人たちにも対応できるような対策を考えなければいけないと思う。(男性/26歳/中國在住3年/メディア関係)

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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