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12日早朝より、中國最大の検索エンジン「百度(Baidu)」が突如アクセス不能になり、國內(nèi)で大混亂を招いた。同社の技術(shù)責任者はその原因を「何者かによる」ハッカー攻撃と認めている。寫真は障害発生中の百度に接続したときの畫面。
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2010年1月12日早朝より、中國最大の検索エンジン「百度(Baidu)」が突如アクセス不能になり、國內(nèi)で大混亂を招いた。國際オンライン、新京報、中國新聞社など各メディアが伝えた。
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各メディアの報道やネットユーザーらの報告をまとめると、12日午前7時(中國の現(xiàn)地時間、以下同)ごろから障害が現(xiàn)れはじめた。百度にアクセスするとイラン國旗とともに「イラン?サイバー軍(Iranian Cyber Army)にハッキングされた」との文字が現(xiàn)れたり、畫面が暗転したり、「このページは表示できません」と表示されたりした。また、イラン?サイバー軍のウェブサイトやヤフーの英語版に転送されたりした。狀況は、昨年12月に米國の會員制交流サイト「Twitter」がハッキングされた時とよく似ている。障害は5?6時間にわたって続き、國內(nèi)各地のみならず、米國やEU?オーストラリアからのアクセスでも同様の被害が出た。
百度のロビン?リー(李彥宏)CEOがネット上で「こんなことは初めてだ、こんなことは初めてだ!」とコメントするほどの異常事態(tài)。同社の技術(shù)責任者もその原因を「何者かによる」ハッカー攻撃と認めている。同日午後からは北京市などから徐々に回復。現(xiàn)在では正常に復舊している。
歐米メディアや一部専門家、多くのネットユーザーらの推測では、「イラン?サイバー軍によってドメインが改ざんされた」とする一方、國際軍事問題専門家の宋暁軍(ソン?シアオジュン)氏は、「これはイラン?サイバー軍の犯行とは限らない。中國?イラン間の外交関係を中傷しようとする何者かの仕業(yè)である可能性もある」との見方をしている。元?中國駐イラン大使の華黎明(ホア?リーミン)氏も、「イランが中國を攻撃する動機が見當たらない」としている。
また、イラン大使館の報道官は「イラン?サイバー軍についてはイラン政府も頭を痛めている。サイバー軍はイラン政府を代表していない」と表明し、“民間組織”だとする同軍とイラン政府の関係を否定した。米メディアは、同軍を「個人あるいは複數(shù)の組織からなる連合で、イラン政府によるインターネット戦爭のための道具」と位置付けている。(翻訳?編集/愛玉)
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