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09年12月、上海の冬の寒さは東京の冬と同じくらいだと言われることが多い。しかし生活の中で體感する寒さはけっして同じではない。上海の冬は暖かい場所が非常に少ないのだ。寫真は中國のポピュラーな暖房器具。
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2009年12月、日本で中小企業(yè)コンサルタントを務(wù)めてきた経験を生かそうと、中國に腕試しにやってきた36歳の私。いきなりの単身赴任を決め込んだが、中國?アジアのマーケット開拓を目指し、長期スパンでこの地に根を下ろそうと決めた。上海へ來て4か月あまり、午前中は中國語を猛勉強。午後は友人の経営するIT會社で業(yè)務(wù)に攜わる毎日である。
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上海の冬の寒さは東京の冬と同じくらいだと言われることが多い。確かに、最低気溫は東京よりも1、2℃低いくらいであるため、この認識は間違ってはいないだろう。しかし、実際に上海の冬は東京よりも確実に寒く、厳しい生活を強いられることになる。
私の中國語の先生は、上海には秋と春がほとんどないと言っていた。前日までは夏のように暑かったのが、翌日には急に冬の寒さになるような変化である。そういう意味で言えば、2009年の上海は11月の中旬に夏から冬に変わったといえるだろう。急激な気溫の変化に対応しきれず、私は1回目の風(fēng)邪をひいた。
風(fēng)邪の時に重要なのは、暖かくしてよく寢ることである。しかし、上海でその環(huán)境を整えるのは困難だ。暖房器具はエアコンと電気ストーブが中心で、日本でなじみのある石油ストーブは一般的ではない。電気ストーブには強力な熱を発するものがあるようだが、それを使用するとブレーカーが落ちてしまうので、結(jié)局は使えないのだそうだ。
風(fēng)邪からの復(fù)帰後、私はすぐに2回目の風(fēng)邪をひくことになる。なぜなら、上海に住む中國人は、真冬でも窓を開ける習(xí)慣があるからだ。公共バスはもともと暖房が入っていない上に窓が空けられて冷気が入ってくる。タクシーはドライバー側(cè)の窓がほぼ間違いなく空いていて風(fēng)通しが良い。大學(xué)の教室においても窓を開ける中國人學(xué)生を見かけることが多い。街中の商店はドアと窓を全開にして商売をしているので、日中は外で仕事をしているのと同じ感覚である。
このように、上海の冬は暖かい場所が非常に少ないのだ。生活の中で體感する寒さはけっして東京と同じではない。日本のように部屋の中でコートや上著を脫ぐという生活習(xí)慣はこちらには當てはまらず、室內(nèi)は動きが少ないのでむしろもっと著こんだ方がよい。次の週末、私は耳あてを購入しようと考えている。 (30代男性/生産、物流現(xiàn)場カイゼン研究會勤務(wù))
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