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9日、中國在住の日本人コラムニスト、加藤嘉一氏は「中國の學生はなぜ禮儀に欠けている?」と題した記事をブログに掲載した。寫真は人民大學附屬中學の學生。
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2009年9月9日、中國在住の日本人コラムニスト、加藤嘉一氏は「中國の學生はなぜ禮儀に欠けている?」と題した記事をブログに掲載した。
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加藤氏は04年から北京の人民大學付屬中學で日本語を教えているが、生徒たちが挨拶をしないことに驚いている。ある日の放課後、校內を歩いていても「先生さようなら」と聲をかけてくる生徒はゼロ。マレーシアからの留學生に「バイバイ!」と言われただけだった。日本では「目上の人に挨拶すること」や「自分がやられて嫌なことは他人にもしない」という類の道徳教育は小學1年生から「道徳」の授業(yè)で教わるが、中國に道徳を教える授業(yè)はない。日本人が學ぶのは孔子、孟子、老子など中國の思想なのに、だ。
また、日本の親は子供のしつけに厳しいが、中國の親は「放任」「溺愛」型が多い。例えば地下鉄で子供が騒いだら叱るのが日本の親だが、中國の親は我が子が座席の上で暴れようが、大聲を出そうがまったく注意しない。それどころか、周囲に「うちの子って本當に可愛い」というオーラを出しまくる。
子供が分からないのは仕方がない。それをしつけるのが親の役目だ。加藤氏は中國の親たちに「學習面だけでなく、人としての教育に力を注ぐべきだ」と指摘?!复髮W受験はその人の職業(yè)を決めるかも知れないが、しつけは一生ものだ」とした上で、「當然、親も手本を見せる必要があるが」と釘を刺した。(翻訳?編集/NN)
●加藤嘉一
日中関係などを主な専門分野とするコラムニスト、コメンテーター。國費留學生として、北京大學國際関係學院に03年より在籍中。各メディアやフォーラムで活躍するほか、現(xiàn)地中學校の日本語講師、同時通訳者としても活動する。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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