<攜帯電話爆発>バッテリーは危険物!専門家が警告―広東省広州市

Record China    2009年2月2日(月) 7時14分

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2009年1月30日、広東省広州市で攜帯電話が爆発、男性1人が死亡した。爆発したのは攜帯のリチウムイオンバッテリーと見られている。専門家はリチウムイオン電池は比較的危険性が高いものとして注意を呼びかけている。寫真は中國の攜帯電話バッテリー。

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2009年1月30日、広東省広州市で攜帯電話が爆発、男性1人が死亡した。爆発したのは攜帯のリチウムイオンバッテリーと見られている。2月1日、中國新聞社が伝えた。

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広州市の電子技術専門家?路靜溌(リュー?ジンポー)氏は「ニッケル水素電池やニッカド電池と比べ、リチウムイオン電池はもともと危険なもの」と指摘する。金屬リチウムの化學活性が高く発火、爆発などが起きやすいという。そのため理論的にはかなり以前から考えられていたものの実用化されたのは1990年代以降となった。

今では攜帯電話やパソコンのバッテリーなどに広く使われているが、呂氏は安全面の問題が完全に解消したわけではないと指摘する。過充電や高溫時の危険回避は電池パック內部に取り付けられた保護回路によって行われているが、その保護回路が故障した場合の安全面に難があるという。

特に中國では廃棄品を再処理した安価な電池が出回っており、品質面での不安は大きい。日本でも一部で中國から輸入された電池が販売されている。非正規(guī)品の購入には注意するのはもちろんのこと、電池の膨張など異常がある場合にはただちに使用をやめるなどの配慮が必要だ。

呂氏はできるかぎり安全性が高いリチウムポリマー電池を選ぶこと、リチウムイオンバッテリーを使用する場合には正規(guī)品を購入すること、充電器も正規(guī)品を使用すること、長時間の充電を避けることなどを対策として挙げている。(翻訳?編集/KT)

日本でも多くの攜帯電話やデジタルカメラなどにリチウムイオンバッテリーが使用されている。近年爆発による死亡例はないが、リチウムイオンバッテリーが、発熱を繰り返し膨れてしまい本體に収まらなくなったケースや、火傷になったケースも報告されている。

細かな異常でも攜帯電話會社のサービスショップに相談することが必要だ。

2007年11月5日に日本の國民生活センターは、攜帯機器用リチウムイオン電池自主回収促進協(xié)議會「攜帯電話?ノートパソコン用のリチウムイオン電池パック」を公表している。(レコードチャイナ編集部)

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