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杏林大學(xué)大學(xué)院教授である劉迪氏は27日、「『世代の障壁』に直面する日中の相互信頼、その行方は?」と題する文章を発表した。資料寫真。
杏林大學(xué)大學(xué)院教授である劉迪氏は27日、「『世代の障壁』に直面する日中の相互信頼、その行方は?」と題する文章を発表した。日中協(xié)會理事長の白西紳一郎氏が10月、77歳で亡くなり、人々から惜しまれている。ここ數(shù)年、日中関係が悪化しているにもかかわらず、彼はいつも日中友好のために活躍していた。今日、中國にせよ、日本にせよ、白西氏のような役割を果たす人を必要としている。今日そして今後、白西氏ら開拓者の遺志をどのように理解して受け継ぐのか、われわれは注意して取り組んでいく必要がある。環(huán)球時報が27日付で伝えた。
日中の國交が正?;工毪蓼?、日中両國は友好団體によって結(jié)ばれていた。日中友好運(yùn)動は黨派やイデオロギーを超える國民的な運(yùn)動となった。そのためこの運(yùn)動は長い間、日本社會に根を下ろすことができた。あの時代、日本人の間には一般的に「日中はもう二度と戦わない」という素樸な理念があった。この信念は日中友好運(yùn)動を進(jìn)める最も基本的な原則であり、両國および國際社會にとっても神聖なる原則だ。
現(xiàn)在の日中両國にはいずれも1950年代のカリスマ的な民間運(yùn)動のリーダーが不足している。あの時代、東京と北京の間を往復(fù)するだけで數(shù)日間もかかったが、それらの民間リーダーは骨身を惜しまないで両國に友好の橋を架けようとしていた。1972年以降、日中両國は四つの文書に調(diào)印したが、以前に比べ両國の関係は悪化するようになっている。われわれは日中友好を文書に留めるだけでなく、実際の行動を取るべきである。
日中の相互理解は情熱をもって使命を盡くす人々と深く関わっている。1980年代、訪中した3000人の日本の青年がもたらした感動は今でも日本社會に殘っている。當(dāng)時彼らをもてなした中國側(cè)の人々もそれぞれの分野において、日中交流に貢獻(xiàn)していた?,F(xiàn)在、30年ほど前の感動をどのように取り戻すのか。日中友好のために、どのようにすれば情熱あふれる若い世代を育成できるのだろう。
1990年代以降、日中の経済関係が急速に発展してきた。しかし、日中友好の開拓者が相次いで亡くなり、日中の相互信頼は「世代の障壁」に直面するようになった。
今日の日中交流は、民間が政府の一歩先を行っている。數(shù)多くの中國人が來日し、彼らは観光を目的とするだけでなく、日本の文化體験や日本人との交流も望んでいる。交流は常に雙方向のものであり、いかにして観光と日中理解の促進(jìn)を結(jié)びつけ、低迷する日本人の訪中観光を推進(jìn)するのか。これは両國の共同課題である。
両國対立の背景にはナショナリズムの要因が存在している。ナショナリズムを消し去ることができなくても、その存在を認(rèn)めた上で、マイナスの影響を超えるべきである。1950年代、中國は政治的な観點を問わず、多くの日本人を中國に招いた。こうした交流は今になっても受け継ぐ価値がある。交流ルートが不足した時代に、両國は交流機(jī)構(gòu)を設(shè)立した。これらの機(jī)構(gòu)は現(xiàn)在、新しい位置付けを模索し続けている。より多くの若者を引き寄せることこそ、いつになっても活力を保つ力なのだろう。
日中政府は共に青少年の交流を重要視しており、特別費(fèi)用を支給している。この交流は現(xiàn)在、民間機(jī)構(gòu)に委託されることが多い。いかにしてこの交流プロジェクトを持続的な民間交流の制度に転換させるのか。また、この交流を高校に拡大し、留學(xué)制度に変えるとどうだろう。
數(shù)年前、早稲田大學(xué)の教授だった依田憙家氏は「日中友好大學(xué)」の建設(shè)を提案し、大きな反響を引き起こした。筆者が周囲の日本人教授にこの提案を話すと、同じく熱烈な反応があった。來年は日中平和友好條約締結(jié)40周年である。この條約が調(diào)印された後、2世代の人々がすでに成長してきた。今後、平和を両國の代々が受け継いでいくのに人材は不可欠な要素である。このため、両國は日中やアジアのために、「アジア平和大學(xué)」を建設(shè)してはどうだろう。(提供/環(huán)球網(wǎng)?編集/インナ)
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