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23日、中國メディアの環(huán)球時報は、広辭苑に臺灣が中國の省の1つとして記載したことについて、抗議の聲が上がっていると伝えた。寫真は臺灣。
2017年11月23日、中國メディアの環(huán)球時報は、広辭苑に臺灣が中國の省の1つとして記載したことについて、抗議の聲が上がっていると伝えた。
記事は臺灣メディアが、日本の國民的辭典である広辭苑が10年ぶりに改定した際、地図の中で臺灣を中國の省の1つとして記載したと伝えたことを紹介。広辭苑の誤りを訂正するよう求める聲が出ていると伝えた。
臺灣メディアは、広辭苑を出版する巖波書店は「親中で左翼的」だとしている。そして広辭苑は日本全國の図書館や學校、家庭、職場で広く使用されている社會に大きな影響を與える辭典だと紹介。このため、在日臺灣同郷會や日本の臺灣研究フォーラムから抗議の聲が出ていると伝えた。それによると、広辭苑には臺灣に関する3つの誤りがあるという。
その1つが、臺灣の項目にある「1945年日本の敗戦によって中國に復帰し、49年國民黨政権がここに移った」という記述だ??棺h団體はこの記述が完全に「事実に反している」としている。
2つ目は、1811ページの中國地図に、臺灣が中國の26番目の省として記述されていることだ。
3つ目は、日中共同聲明の項目の記述で、「日本は臺灣が中華人民共和國に帰屬することを?qū)g質(zhì)的に認めた」という記述だ。
この3つの誤りは、中國の政治的宣伝と関係があり、日本國民を誤導し、臺灣侵略という中國の野心を正當化するものだと主張しているのだという。
環(huán)球時報の記者が日本のツイッターなどのSNSで確認したところ、巖波書店に圧力をかけ、誤りを訂正するよう呼びかける投稿があるものの、答え応じている人はごくわずかだという。巖波書店がこうした臺灣の団體からの「雑音」に応じて、中國の強い反発を招くようなことをする見込みはほとんどないとの見方があると記事は伝えた。(翻訳?編集/山中)
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