米中はゼロサムではなくウィンウィンの関係、衝突は回避できる=トランプ大統(tǒng)領は中國を平等なパートナー視―習政権のブレーンが東京で會見

八牧浩行    2017年11月27日(月) 6時30分

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中國の習近平政権のブレーン、呉心伯?復旦大學國際関係學院副院長兼アメリカ研究センター所長が日本記者クラブで會見?!钢袊厦讎趣螌澚ⅳ贤蓼?、競爭と協(xié)力のバランスをとり共存していく。衝突は回避できる」と述べた。寫真は講演風景。左から3人目が呉氏。

2017年11月22日、中國の習近平政権のブレーンである?yún)倚牟?復旦大學國際関係學院副院長兼アメリカ研究センター所長が日本記者クラブで「アジアの変化と中國の役割」と題して記者會見した。「中國はアジア地域発展の推進力になっている」と指摘した上で、「中國は米國との対立は望まず、競爭と協(xié)力のバランスをとり共存していく。衝突は回避できる」と述べた?!弗啸奘悉仙悉槟烤€だったが、トランプ氏は中國を平等なパートナーと見ている」との認識も示し、「米中はゼロサム(一方の利益が他方の損失になること)ではなく相互依存関係にあり、ウィンウィンの関係だ。雙方は経済貿(mào)易や北朝鮮の核ミサイル開発問題で連攜できる」と強調(diào)した。

講演には同僚の賀平國際関係學院日本研究センター準教授と鄭継永韓國研究センター所長が同席した。

呉氏は「中國の勃興は東アジア地域包括的経済連攜(RCEP)など地域共同體をつくるのに積極的な意味がある」と強調(diào)した。その上で、日米が打ち出した「インド太平洋戦略」について、「地域のインフラ需要を充足する一帯一路構想(海と陸のシルクロード)とは本質的に異なる。インドや豪州が日米の期待通りに動くのか疑問。印豪両國は対中関係を重要視している」と延べ、懐疑的な認識を示した。

日中関係について、安倍晉三首相が習近平國家主席、李克強首相と相次いで會談したように「関係改善のシグナルが出ている」と歓迎した。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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