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米國のウィリアム?ハガティ駐日大使が會見し、11月上旬の日米首脳會談で「日米FTA(自由貿(mào)易協(xié)定)を含むあらゆる選択肢を話し合った」と舞臺裏を暴露。「対日貿(mào)易赤字の解消」の必要性を強(qiáng)調(diào)した。寫真は會見する同大使。
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2017年11月17日、米國のウィリアム?ハガティ駐日大使が日本記者クラブで會見し、著任3カ月後の初登場で注目された。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と同じビジネスマンとしての経歴から、目立ったのは経済問題への言及。11月上旬の日米首脳會談で「日米FTA(自由貿(mào)易協(xié)定)を含むあらゆる選択肢を話し合った」と舞臺裏を暴露し、日本側(cè)の「FTAに関する議論はしていない」との説明を一蹴した。大統(tǒng)領(lǐng)の意向を受けた形で、「対日貿(mào)易赤字の解消」の必要性を再三強(qiáng)調(diào)した。
【その他の寫真】
ハガティ氏は日本企業(yè)進(jìn)出が多いテネシー州で経済開発庁長官を務(wù)め、1980年代には東京で3年間コンサルタント會社に勤めた経験もある。會見で「とにかく一生懸命働きたい。大統(tǒng)領(lǐng)が私に與えた日本での挑戦に力を盡す」と決意を語った。
また「四半世紀(jì)前にここにいた頃、日米貿(mào)易摩擦はひどかった」と振り返りつつ、「米國第一」を掲げるトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の目玉政策である「貿(mào)易赤字削減」の一環(huán)として日米2國間での自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)締結(jié)の必要性に言及した。
自由貿(mào)易協(xié)定をめぐっては、オバマ政権時には、アジア太平洋の多くの國々が參加する環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定(TPP)の発効を日米で目指していた。ところがトランプ大統(tǒng)領(lǐng)はTPPは米國にとって不利になるとして、脫退を発表。代わって2國間でのFTA締結(jié)を各國に求めている。
11月6日の首脳會談について、日本側(cè)は「FTAについてやり取りはなかった」と説明したが、會談に同席したハガティ大使は記者會見の冒頭、「両首脳はFTAを含むあらゆる選択肢を話し合った」と明言?!妇@続する貿(mào)易赤字に対応する議論だった」と暴露した。
記者會見では、米國以外の參加11カ國が米國の復(fù)帰を待望するTPP(環(huán)太平洋連攜協(xié)定)についてもトランプ氏の方針を代弁する形で、「(米國は)TPPに戻ることはない」と明言した。
一方、日米首脳會談でトランプ氏が求めた武器購入について、ハガティ大使は「結(jié)果として貿(mào)易赤字が是正されるかもしれないが、狙いは日本の安全保障のために米國の先端技術(shù)を提供することだ」と語った。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
八牧浩行
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