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中國の程永華駐日大使は中國大使館で記者會見し、懸案の日中韓首脳會談の年內東京開催について「(中國側として)真剣に考えている」と明言。さらに來年の安倍首相の訪中と習近平國家主席の訪日についても、実現(xiàn)に向け協(xié)議したいとの考えを示した。
2017年11月1日、中國の程永華駐日大使は中國大使館で記者會見し、「今年は日中國交正?;?5周年の記念すべき年、日中はお互いにプラスの要素を拡大して、マイナスの要素を減らすように努力すべきだ。日中間で締結された基本的な4つの政治文書と2008年の共同聲明を順守することによって、両國間の相互信頼を醸成し、戦略的互恵関係を推進したい」と呼び掛けた。その上で、懸案の日中韓首脳會談の年內東京開催について「(中國側として)真剣に考えている」と明言。さらに「安倍晉三首相は9月28日に東京で開かれた國慶節(jié)レセプションで、李克己強中國首相を迎えて東京で日中韓首脳會談を開催し、その後に安倍首相の訪中と習近平國家主席の訪日を実現(xiàn)したいとの考えを表明した。これに沿って協(xié)議を重ね環(huán)境づくりを行いたい」と語った。
ただ「45周年の記念すべき今年の年初に急に、日本の臺灣との間の窓口である交流協(xié)會の名稱変更問題が起きた。『看板を変えた』というのは言葉としては簡単だが、1972年に両國間で(この問題を)調整した結果を踏まえて國交回復を実現(xiàn)した経緯がある」と指摘?!敢护膜卫坤?、日中関係についての守るべき原則であるので、お互いに順守すべきである。それを守りさえすれば安定した日中友好の軌道に乗れる」とくぎを刺した。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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