2017年10月17日、フィギュアスケート女子の元全米女王グレーシー?ゴールドが今季のグランプリ（GP）シリーズを欠場(chǎng)すると明らかにしたことを受け、朝鮮日?qǐng)?bào)など韓國(guó)メディアは、來(lái)年の平昌（ピョンチャン）五輪出場(chǎng)も困難かと見(jiàn)通す記事を報(bào)じた。

AP通信などによると、ゴールドはうつ病や不安癥、摂食障害の治療のため、11月に出場(chǎng)を予定していたGPシリーズ中國(guó)杯、フランス杯の2大會(huì)をいずれも欠場(chǎng)すると明らかにした。これに先立ち、今季初出場(chǎng)を予定していた今月初めのジャパンオープンも「休養(yǎng)が必要だ」として棄権している。

2014、15年と2年連続で全米選手権女王となったゴールドは、14年のソチ五輪団體で銅メダルを獲得、女子シングルでは4位に入り、次の平昌でも活躍が大いに期待される選手。その実力や美貌から日本でも人気の彼女だが、韓國(guó)フィギュアの女王、キム?ヨナを「手本」と公言していたことなどから、韓國(guó)では「米國(guó)のキム?ヨナ」とも呼ばれ高い人気を誇る。今年3月に韓國(guó)銀行が公開(kāi)した平昌五輪記念コインのモデルに採(cǎi)用されたとして、物議を醸したこともあった。

報(bào)道によれば、平昌五輪代表選考がかかる來(lái)年1月の全米選手権には出場(chǎng)可能性を殘しているというが、もしゴールドが平昌欠場(chǎng)となれば、平昌五輪は女子フィギュアの目玉選手をまた1人欠くことになる。同競(jìng)技では、14年のソチ冬季五輪金メダリストのアデリナ?ソトニコワ（ロシア）が、けがの治療などのため平昌五輪出場(chǎng)斷念の意向を8月に明らかにしている。

今回の報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「殘念」「ゴールドには來(lái)てほしかったのに。真の銀盤の女王なのに」「平昌は大失敗になりそう。チケットも売れてないし」「平昌はポシャるね」など、落膽や懸念の聲が寄せられている。

また一方で、「戦爭(zhēng)の危険があるからじゃないの？」「核ミサイルが飛んでくる所になんか行けないということでは？」「平昌に來(lái)たくなくて芝居してるのかも」など、背景に朝鮮半島情勢(shì)の悪化があると推測(cè)する聲も。

さらに、ゴールドとキム?ヨナを比べ、「改めてわれらがヨナのすごさが分かる」「やっぱりヨナはメンタルも強(qiáng)かったんだね」「誰(shuí)もがキム?ヨナになれるわけじゃない」などキム?ヨナを稱賛する聲も上がった。（翻訳?編集/吉金）