2017年9月27日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)南東部の海岸都市?釜山（プサン）市內(nèi)でも海の絶景で知られる二妓臺(tái)（イギデ）自然公園の沿岸に一日で30萬(wàn)トンを超える下水処理水が流され、海が黃色く変色する事態(tài)になっている。

釜山海洋警察署はこのほど、市內(nèi)南區(qū)にある漁業(yè)経済共同體「龍虎漁村契」から釜山環(huán)境公団南部下水処理場(chǎng)の下水処理水放流に関する調(diào)査依頼を受け、調(diào)査を行っていることを明らかにした。

警察と環(huán)境公団によると、南部下水処理場(chǎng)は一日當(dāng)たり34萬(wàn)トンの汚水を処理し、二妓臺(tái)自然公園の沖合に放水しているという。同公園から見(jiàn)える海は一部が黃色く変色し、青い海面とはっきりと區(qū)別できる狀態(tài)だ。

警察は同下水処理場(chǎng)近くや二妓臺(tái)前など10カ所で試料を採(cǎi)取し、國(guó)立科學(xué)捜査研究院と釜山市保健環(huán)境研究院に分析を依頼した結(jié)果、有害成分はすべて基準(zhǔn)値以下だった。しかし、海水を黃色く変色させた原因として指摘された浮遊物の成分は確認(rèn)されていない。

そのため二妓臺(tái)沖でアワビの稚貝などを育てる地元漁師たちは不安を感じており、龍虎漁村契のパク?チョルホ漁村契長(zhǎng)は「膨大な量の下水処理水が湧き上がって、水中生態(tài)系が臺(tái)無(wú)しになった」と述べている。

釜山環(huán)境公団の関係者は、「下水処理水放流の過(guò)程で渦が生じる渦流現(xiàn)象と一時(shí)的な珪藻（けいそう）の急増で、海水の色が変化したものと推定している」とし、「浮遊物などに対する海洋警察の調(diào)査結(jié)果を見(jiàn)て適切な措置を取る」と述べた。

一方、釜山市議會(huì)のオ?ウンテク議員は「日本など海外では海岸から2キロほど離れた地點(diǎn)まで（処理水排出用の）管路を延長(zhǎng)し、漁民の被害を減らそうと努力する」とし、市と環(huán)境公団に対策を求めた。

この報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「これだと貝類(lèi)は食べられないね」「こんな所で海水浴したくない」「下水処理がきちんとできていないのでは？」「深刻な狀態(tài)なのに、調(diào)査では異常なし？」「何か不正?腐敗があるのでは？」「釜山環(huán)境公団を徹底的に捜査しろ」など、調(diào)査で異常なしと判斷されたことに納得できないとする聲が寄せられた。

また、「日本の悪口を言えないな」と日本に言及する意見(jiàn)や、「だから私はノルウェー産のサバしか食べないようにしている」「（海のない）ソウルでは川に捨て、釜山では海に捨てる」などとするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）