日本と中國の病院における最大の違い―中國コラム

Record China    2017年9月28日(木) 14時(shí)40分

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26日、中國新聞週刊は日本における出産環(huán)境について紹介するコラムを掲載した。文章の作者は神奈川県の聖マリアンナ醫(yī)科大學(xué)病院の産婦人科醫(yī)?朱丞華さんだ。資料寫真。

2017年9月26日、中國新聞週刊は日本における出産環(huán)境について紹介するコラムを掲載した。文章の作者は神奈川県の聖マリアンナ醫(yī)科大學(xué)病院の産婦人科醫(yī)?朱丞華(ジュー?ジョンホア)さん。

文章は「日本は計(jì)畫出産政策のない國であり、経産婦の割合が非常に多い。初産の割合が多い中國よりも、出産におけるリスクが低い」としたうえで、日本の出産事情について以下のように説明している。

全國の半數(shù)以上は私立病院で、激しい競(jìng)爭(zhēng)が繰り広げられており、各病院が特色を打ち出して妊婦を呼び込んでいる。妊婦は家からの距離、無痛分娩技術(shù)の有無、帝王切開の可否、出産環(huán)境などを考え、経済力と好みに合った醫(yī)療機(jī)関を選ぶ。

日本には助産師だけがいる助産院もある。日本ならではと言える助産院は自然な分娩を理念としており、快適な環(huán)境における妊婦の出産體験を重視している。お金はかかるが、助産師を自宅に呼んで出産することも可能。もちろん出産リスクの高い妊産婦は大きな病院で出産する必要があり、病院の産科における帝王切開率は高くなる。出生率が世界最低レベルの日本では、出産奨勵(lì)のために妊産婦への補(bǔ)助を行っている。出産育児一時(shí)金は全國統(tǒng)一の42萬円で、ほとんどのケースで出産費(fèi)用が賄える額だ。帝王切開でも、流産だったとしても受給できる。

日本社會(huì)は自然分娩を良しとしている。陣痛を経験しない女性は母親として不合格という伝統(tǒng)的な観念によるものだが、帝王切開で出産した母親は劣等感を抱きがちで、民間には自助組織も存在する。また、必要性のない帝王切開には健康保険が適用されないため、日本の病院は簡単には帝王切開手術(shù)を行わない。自然分娩では醫(yī)師もさることながら、助産師の存在が重要だ。助産師は多くの時(shí)間を妊産婦との交流に費(fèi)やし、その感情の変化に気を配りながら、出産に向けて大いに勵(lì)ます。これは陣痛を和らげるだけでなく、心理的な支えにもなる。

これは日本と中國の病院における最大の違いだと感じている。日本の醫(yī)療スタッフは、病気を診ることだけではなく、患者を正常な社會(huì)生活に復(fù)帰させるところまでを職責(zé)だと考えている。そのため、日本の病院は患者の生活のあらゆる面をケアする。こうした環(huán)境に身を置いていると、社會(huì)の文明レベルは病院や病室といったハード面よりも、むしろ人情や思いやりといった點(diǎn)に現(xiàn)れるということに容易に気付くのである。(翻訳?編集/川尻

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