2018年7月31日、中國メディア業(yè)界の著名人である章文（ジャン?ウェン）氏が女子學(xué)生を暴行した問題について、中國共産黨系のメディアが「セクハラは許さない」と報(bào)道するなど注目が集まっている。これに関連して、中國版ツイッター?微博に26日、日本で癡漢に遭った中國人女性の體験談をつづったコラムが掲載された。以下はその概要。

ここ數(shù)日、SNSでセクハラ関連の話題が注目を集めている。著名人によるセクハラも報(bào)じられているが、被害女性が公の場で暴露するしか手段がなかったことに驚きを禁じ得ない。

私は以前、大阪で癡漢被害に遭った。ある夜の9時過ぎ、スーパーで買い物を終え帰宅していた際に自転車で通りすがった男にお尻を觸られた。

大した被害ではないかもしれないが、私はすぐに時間と場所をメモして近くの交番に駆け込んだ。あいにくお巡りさんはいなかったため110番した。電話先の擔(dān)當(dāng)者は私が癡漢被害に遭ったと知ると、私を慰めながら狀況を確認(rèn)した。

癡漢被害に遭った女性は皆恐怖に襲われ、相談相手が必要だと思う。私の電話を受けた擔(dān)當(dāng)者の対応は非常に細(xì)やかで溫かさを感じた。

私が通報(bào)してから5分後にはお巡りさんが現(xiàn)場に到著し、十?dāng)?shù)分後には癡漢取り締まりの専門家や中國語の通訳まで手配してくれた。通報(bào)から約1時間半で調(diào)査はひと段落つき、お巡りさんは「現(xiàn)場周辺は監(jiān)視カメラが多いので、犯人が捕まる可能性も高いです」と私に安心するよう語りかけ、自宅まで送ってくれた。

私の癡漢被害は取るに足らないケースかもしれないが、日本のお巡りさんの真剣な対応に安心したのを覚えている。日本の女性の社會的な地位は決して高くはない。だが、日本に長年住んでいる経験から言うと、日本の女性は法律にしっかり守られていると感じる。（翻訳?編集/內(nèi)山）