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燃えるように赤く美しい富貴紅は、貴重かつ高価な陶器だ。
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2006年8月9日、福建(ふっけん)省晉江(ジンジャン)市の博物館で、「千竈一寶」という名の徳化(ドーファー)富貴紅(フーグイフン)陶蕓展が行われた。富貴紅は美しい赤色が特徴の陶器だが、この色を出すのは非常に難しく、溫度の加減によって赤みが足りなかったり焦げたりするため、焼き上げが成功する確率は非常に低く、20%前後しかない。さらに原料が高価な上熟練の手腕が必要とされ、彫刻を施したり書を書いたり、金泥で絵を描いたりする手法も取り入れられており、高い蕓術(shù)的価値を持つ陶器としてコレクターも多い。今回の展示品には景徳鎮(zhèn)(けいとくちん)陶器、福州脫胎(だったい)漆器、北京景泰藍(けいたいらん)磁器の特徴が融合されたものもあり、高い評価をうけている。
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