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26日、新華社は「世界で高速鉄道が最強(qiáng)なのはどこなのか?」との記事を掲載した。寫真は新幹線。
2017年6月26日、中國?北京?上海間で中國が知的財(cái)産権を持つ新たな高速鉄道車両「復(fù)興號(hào)」が運(yùn)行を開始した。これを受け、新華社は「世界で高速鉄道が最強(qiáng)なのはどこなのか?」との記事を掲載した。文中で取り上げたのは日本、歐州そして中國だ。
記事はまず、「高速鉄道の始まりは日本」という小タイトルで日本の新幹線を取り上げ、「1964年10月1日に東京?新大阪間で新幹線の運(yùn)転が始まった。高速鉄道の商業(yè)運(yùn)転としては世界初。現(xiàn)在の線路の総延長は約2765キロメートルに上る」などと紹介する。さらに技術(shù)的な特徴として動(dòng)力分散方式の採用を挙げ、「加速、減速時(shí)や勾配が強(qiáng)い場所でもより安定した運(yùn)行ができ、騒音や振動(dòng)を抑えて乗り心地の良さを高めた」と説明。新幹線建設(shè)が日本の土木建築、原材料、機(jī)械製造など関連産業(yè)に與えた影響にも言及し、より重要な點(diǎn)として人の移動(dòng)が促進(jìn)されて地方経済が発展、都市と地方の差が縮まったことを指摘する。
そして、次の「高速鉄道の発展は歐州」で紹介するのが、フランス、ドイツをはじめとする歐州の動(dòng)きだ。記事によると、日本が新幹線を開発した當(dāng)時(shí)、歐州は鉄道輸送を斜陽産業(yè)とみなして発展の重點(diǎn)を高速道路と航空輸送に置いていたが、新幹線の成功に強(qiáng)い衝撃を受けたという。
1981年9月には當(dāng)時(shí)歐州で唯一の高速鉄道だった仏TGVが開業(yè)。記事は「2014年までに線路総延長は2037キロに達(dá)し、これまでに運(yùn)行時(shí)速の最高記録を數(shù)度塗り替えた」と紹介し、フランスの高速鉄道車両保有數(shù)が歐州一を誇ること、その技術(shù)が海外に輸出されていることなどに言及。また、ドイツに関しては「ICEという高速鉄道システムがあり、運(yùn)行開始は1991年。エコロジー、省エネを重視しているのが獨(dú)高速鉄道の大きな特徴で、第3世代のICE3は自動(dòng)車や航空機(jī)よりもエネルギーを節(jié)約できる」と伝え、ドイツから複數(shù)の國際高速鉄道が出ていることも紹介した。
記事は最後に「高速鉄道は中國で変化」として、「中國高速鉄道は日本、歐州に後れを取ったが1萬9000キロという世界最長の営業(yè)距離を誇る。他にも複數(shù)の“世界一”を持ち、後発者がリードするモデルケースとなった」と指摘する。さらに「中國は導(dǎo)入した技術(shù)をベースに獨(dú)自開発の高速鉄道技術(shù)體系を構(gòu)築」と述べ、建設(shè)コストが歐米企業(yè)をかなり下回るとの情報(bào)も紹介。英BBCがかつて報(bào)じた「中國の高速鉄道の建設(shè)コストは他の國々の3分の2以下」とのデータを取り上げている。(翻訳?編集/野谷)
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