中國での生活をエンジョイする日本人たち(2)=「中國と日本はどのように連攜すればいいのか」―中國紙

人民網(wǎng)日本語版    2017年5月24日(水) 17時40分

拡大

ある統(tǒng)計によると、中國に住んでいる日本人は約14萬人に達している。では、中國の都市に溶け込み、各地を奔走している日本人たちはどのような生活を送っているのだろう?渡辺祿朗さん(2列目の一番左)。

近年、「一帯一路(the belt and road)」イニシアティブが打ち出され、中國の開放度がさらに拡大するにつれ、中國に移住する外國人も増加の一途をたどっている。ある統(tǒng)計によると、中國に住んでいる日本人は約14萬人に達している。では、中國の都市に溶け込み、各地を奔走している日本人たちはどのような生活を送っているのだろう?彼らの目に、中國はどのように映っているのだろう?東方新報が伝えた。

●渡辺祿朗さん:中國とビジネスの面で協(xié)力するための秘訣を探求

「安定して発展している英國米國などと比べると、中國の経済の発展?fàn)顩rのほうが魅力がある。中國には起業(yè)や就職のチャンスがたくさんある」。そのような理由で、渡辺祿朗さんは仕事を辭めて、2016年9月に北京大學(xué)光華管理學(xué)院に留學(xué)し、修士課程で経営管理學(xué)を?qū)Wび始めた。

「中國と日本はどのようにビジネスの面で連攜すればいいのか」。北京大學(xué)に入學(xué)した初日から、渡辺さんは常にそれを考えているという。

金融を?qū)熼Tに學(xué)んだ渡辺さんは、多くの日本人が持つ中國のビジネス情報に対する知識は非常に偏っていると感じており、「中國で成功した日本の企業(yè)は聲を上げようとしない一方、失敗した企業(yè)は往々にして中國での狀況をネガティブに伝えている」と指摘する。

「日本にはいい商品があり、中國にはニーズがある。あとはそれをつなぐ、中國の法律とビジネス環(huán)境を理解している人が必要」。渡辺さんは漫畫を例に、「日本の漫畫産業(yè)は豊富な資源を誇るものの、いかに中國でその市場を開発し、現(xiàn)地に馴染ませ、さらに著作権を保護するかが依然として課題」と指摘する。

そして、「今後、それに向かって自分が起業(yè)するなら、中國のビジネス環(huán)境を本當(dāng)の意味で理解しなければならない」との見方を示す。そのため、渡辺さんは中國の企業(yè)を見學(xué)し、同級生と協(xié)力して、一つのブランドが電子商取引(EC)のプラットフォームを通してどのように中國市場に進出するかなど、企業(yè)が遭遇する実際の問題の解決策を探している。

「授業(yè)中であっても、ビジネス上の解決策を探すにしても、思考回路が違うため、同級生とよく意見の相違が起こる。しかし、同じ目標(biāo)があり、互いに尊重し合うという基礎(chǔ)があれば、必ず折り合いの付く解決策が見つかる」。渡辺さんは、そのような考え方が今後の仕事に役立つと信じている。

「日本企業(yè)は、整った評価プロセスがあるものの、商業(yè)活動やアイデアのオリジナリティなどについて、あちこちに認可を求めているうちに絶好のタイミングを逃している」。渡辺さんは、中國企業(yè)が一つの事を非常にスピーディーに決めている點に著目し、「それにはリスクも伴うものの、問題に直面した時の中國企業(yè)の臨機応変な姿勢や迅速な調(diào)整能力は、見習(xí)うべき」との見方を示す。

北京大學(xué)のキャンパスや企業(yè)から、庶民の生活まで、渡辺さんは自分の目で観察し、それを體験している。渡辺さんは微信(Wechat)のモーメンツで「中國で大人気のシェア自転車は日本で普及するか?」と題する記事を転送し、日本と中國のビジネス環(huán)境やスタイルの違いを比較考察している。

渡辺さんは卒業(yè)後、中國企業(yè)でしばらく仕事をしてから、起業(yè)したいと考えている。渡辺さんが重視しているのは中國企業(yè)が提供するワーキングプラットフォームの価値だ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN)

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜