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5日、中國メディアの済魯網(wǎng)が、山東省済南市で顔認識システムを利用して信號無視をした人を特定する取り締まりが始まると伝えた。これに対し、中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
2017年5月5日、中國メディアの済魯網(wǎng)が、山東省済南市で顔認識システムを利用して信號無視をした人を特定する取り締まりが始まると伝えた。
記事によると、済南交通部門は、歩行者や軽車両が信號無視をした場合、自動で寫真を撮影するシステムを開発した。例えば、歩行者が赤信號の時に道路を渡ると、自動で4枚の寫真を撮影し録畫も行う。この撮影された人の顔を、省庁が採集した人物像データと照らし合わせるという。
こうして特定された違反者の情報は、公安交通管理誠信情報プラットフォームに記録され、公安交通警察が違反者の交通違反情報を會社と居住する社區(qū)委員會へ書面で通知し、テレビとインターネット上で同時に公開するという。
記事は、中華人民共和國道路交通安全法第89條の規(guī)定では、歩行者または軽車両が道路交通安全法に違反した場合、警告または5元(約80円)以上50元(約800円)以下の罰金に処すると規(guī)定されており、軽車両の運転者が罰金を拒否した場合には軽車両を差し押さえることができると伝えた。
これに対し、中國のネットユーザーから「まずはこのシステムをスリや泥棒に適用してほしいのだが」、「このシステムを行方不明になった子どもを探すのに応用できないのか?」、「ぜひ各地のレストランやクラブにもこのシステムを普及させて、黨幹部による規(guī)定違反を防止しよう」など、ほかに使うべきところがあるとの意見が多く寄せられた。
さらに「雙子はどうするんだ?」、「両手で顔を覆って渡ればいい。俺って頭いいな」、「中國とは人権のない國」など、問題點を指摘するコメントも少なくなかった。(翻訳?編集/山中)
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