中國版グリーンカードのレベルアップが意味すること―中國メディア

環(huán)球網(wǎng)    2017年5月2日(火) 21時(shí)30分

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中國公安部が「外國人永久居留証(永住証)利便性改善への改革方案」を発表したが、これは中國版「グリーンカード」の利便性を高める改革が正式に始まったことを意味している。寫真は上海の外國人。

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先日、中國公安部が「外國人永久居留証(永住証)利便性改善への改革方案」を発表したが、これは中國版「グリーンカード」の利便性を高める改革が正式に始まったことを意味している。新華網(wǎng)が4月28日付で伝えた。

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一帯一路」が引き続き推進(jìn)されることが提唱されたことで、中國はますます海外人材が憧れる國となっている。最近、中國國家外國専門家局が公表したところによると、2016年に中國本土で働く外國人専門家及びその他の外國人は延べ90萬人を超えた。今年に入ってから、中國政府は外國人材の出入國、一時(shí)滯在、居留、永住の利便性をより高めるべく取り組みを進(jìn)めている。

■中國版「グリーンカード」はかつて人気が無かった

中國版「グリーンカード」と呼ばれる外國人永久居留証は、中國の永住資格を持つ外國人にとっての中國國內(nèi)の合法的な身分証明書だ?!弗哎戛`ンカード」とパスポートがあれば、ビザの申請(qǐng)は必要なく、中國で無期限に滯在することが可能になる。

2004年、中國が「グリーンカード」の発給を開始して以降、2013年までは約7000枚しか発給されなかった。それは中國の「グリーンカード」の條件の厳しさと審査時(shí)間の長(zhǎng)さによるもので、「史上最も取得が難しいグリーンカード」と呼ばれたこともあった。

しかし、2016年に公安部が永住許可を出した外國人は1576人に達(dá)し、前年比で163%増加した。だが、同年に中國本土で働く外國人は90萬人以上おり、その多くが中國の永住権を申請(qǐng)したいと考えているという。

■「グリーンカード」が更新され、機(jī)能が「レベルアップ」した

永住制度は各國の人材誘致における重要な手段であり、國の開放性を示す象徴でもある。中國の國際社會(huì)に対する影響力の拡大に伴い、中國で投資や、ビジネス、生活をする外國人がますます増加しているために、中國の永住制度に関する政策も変化している。

先日、公安部が発表した「外國人永久居留証利便性改善への改革方案」に記された、以前との最も大きな変化として、身分証明書としての機(jī)能を強(qiáng)化するために、「外國人永久居留証」を「外國人永久居留身分証」に改名したことがある。新たなカードは中國の「第二代身分証明書」と同じ技術(shù)を利用し、カード中にチップをはめ込んだ。同時(shí)に、鉄道、航空、銀行やホテルなどの情報(bào)システムを更新することにより、更なる利便性を向上しようとしている。

今回の改正が実現(xiàn)された後、外國人永久居留証の実用性は大幅に向上し、新設(shè)の機(jī)械読み取り機(jī)能により外國人の仕事と生活はより便利になると見込まれている。

■世界人材誘致の磁場(chǎng)を

ここ數(shù)年間、中國は出入國政策を全面的に改革し、北京、上海、広東、福建の各都市において、より柔軟性?利便性の高い外國人材の永住システムを構(gòu)築するべく模索している。この人材永住システムには、人材の永住申請(qǐng)における市場(chǎng)化ルート、外國籍中國人に向けての優(yōu)遇政策、身分転換制度、點(diǎn)數(shù)制評(píng)価制度などが含まれている。

中國共産黨中央黨校の周天勇教授は「自由貿(mào)易試験區(qū)にしても、『一帯一路』の実現(xiàn)にしても、多くの人材が必要となる。これらの建設(shè)に力を盡くすことは、働く機(jī)會(huì)を手に入れ、キャリアアップに繋がるだけではない。もっと重要なことは歴史に自らの名を殘す可能性もあるということだ」と、指摘した。

専門家は、「これからの5年間、中國の人材流入が人材流出を上回る人材市場(chǎng)のターニングポイントを迎え、世界最大の人材輸出國から主要な輸入國に変化する。中國版グリーンカードも時(shí)代の発展に従い、『一帯一路』実現(xiàn)のための人材獲得に貢獻(xiàn)することになるだろう」と予測(cè)した。(提供/環(huán)球網(wǎng)?編集/インナ)

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