著名寫真家?劉仕渝氏が見た砂漠化、回復(fù)しつつある草原―四川省

四川省は草原の豊かな地域である。四川省一の大草原「紅原大草原」や中國6大湖沼濕地のひとつでもある「ルオアールガイ(若尓蓋)草原」など、數(shù)多くの草原が存在する。

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1960年代後半の文化大革命から寫真を始めたという四川省の著名寫真家、劉仕渝（リウ?シーユー）さんは、40年間もの間ずっと四川省の草原を見続けてきた。毎年必ず紅原大草原とルオアールガイ草原を訪れるという。

劉さんによると、文化大革命の頃は草原には多くの鷹がおり、ネズミを食べ、食物連鎖が成り立っていた。しかし、文化大革命後期に社會(huì)治安が悪化し、密猟者が増えると、鷹や狼が激減。ネズミが大量発生し、生態(tài)バランスが崩れてしまったという。さらに、80年代の「改革?開放」以降、政府は農(nóng)民に収入を得られる放牧を推奨し、放牧業(yè)が盛んになったことにより、過放牧で環(huán)境が悪化し、砂漠化が急速に進(jìn)んだ。

しかし、近年は徐々に環(huán)境が回復(fù)してきているという。90年代後半以降、中國政府も放牧の制限や、草原の鉱山開発や狩猟を明確に禁じるなどの措置を採り始めた?！袱蓼恳郧挨韦瑜Δ拭坤筏げ菰蛞姢椁欷肴栅瑏恧毪猡筏欷胜ぁ工葎ⅳ丹螭险Zった。

●劉仕渝（リウ?シーユー）

四川省の著名寫真家。1953年、重慶生まれ。重慶薬剤専科學(xué)校卒業(yè)。1966年から寫真撮影を始める。その後40年以上にわたり寫真を撮り続け、數(shù)々の作品を世に送り出している。