2017年3月11日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)は中國版ツイッターの公式アカウントで、「節(jié)度のある役者は破天荒なドラマを演じない」と投稿し、大げさな表現(xiàn)が目立つ抗日ドラマと出演者を批判している。新浪が伝えた。

【その他の寫真】

開催中の全國政治協(xié)商會(huì)議（政協(xié)）の第12期第5回會(huì)議で、委員として出席している俳優(yōu)チェン?ダオミン（陳道明）の発言を受けて、人民日?qǐng)?bào)の中國版ツイッターが発表したもの。チェン?ダオミンは映畫「インファナル?アフェア」シリーズなどで知られる國民的俳優(yōu)だが、このほど現(xiàn)地インタビューで、「中國の一部の俳優(yōu)は、職業(yè)意識(shí)が足りない」とコメント?！钙铺旎膜士谷榨丧楗蕖s史を改ざんした作品には出演しない」というのが、自分自身に課した原則だと語っている。

人民日?qǐng)?bào)は中國版ツイッターに、「節(jié)度のある役者は破天荒なドラマを演じない」のタイトルで文章を公開。「“日本兵を素手で裂く”など、抗日ドラマはどんどん內(nèi)容がエスカレートしている。けじめのある役者なら、世間の評(píng)価を気にして、こういう作品には出ないはずだ」と記し、行き過ぎた抗日ドラマと、その出演者を批判した。

とは言え世間からは、「チェン?ダオミンほどの俳優(yōu)であれば仕事を選べるが、多くの俳優(yōu)がそういう狀況にない」という聲もある。人民日?qǐng)?bào)はこれを認(rèn)めた上で、それでも自分の身を律することにより、中國政府が提唱する“品性と能力を備えた役者”と評(píng)価されることにつながるのだと強(qiáng)調(diào)。若い俳優(yōu)や女優(yōu)たちの価値観について、憂慮すべき事態(tài)だと警鐘を鳴らしている。（翻訳?編集/Mathilda）