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23日、中國國防部は定例記者會見を開き、同部新聞局副局長である任國強報道官が、日本の「防衛(wèi)計畫の大綱」の前倒し改定の検討や米空母「カール?ビンソン」の南シナ海でのパトロールについて語った。
2017年2月23日、中國國防部は定例記者會見を開き、同部新聞局副局長である任國強(レン?グゥオチアン)報道官が、日本の「防衛(wèi)計畫の大綱」の前倒し改定の検討や米空母「カール?ビンソン」の南シナ海でのパトロールについて語った。中國國防部公式サイトが伝えた。
會見では、「日本は『防衛(wèi)計畫の大綱』を前倒しで改定することを検討しており、一部では高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)配備やイージスシステム『イージス?アショア』導入の地ならしとの指摘も聞かれている。中國はどう考えるか?」との質(zhì)問が上がった。
これに対し任報道官は、「歴史的な原因により、日本の軍事安全分野における動向にアジアの隣國をはじめ國際社會が注目している。歴史を教訓とし、平和的に発展するという約束を守ってほしい。そして、隣國との信頼関係構築や周辺地域の安定に有益な行動をとってほしい」と求めた。
さらに、「18日から米國の空母『カール?ビンソン』を中心とする艦隊が南シナ海でパトロールを開始した。トランプ米大統(tǒng)領の就任後、米國の空母が南シナ海でパトロールするのは今回が初めてだが、中國側はどう見ているか?また、トランプ大統(tǒng)領の就任後、中國側は米中の軍事関係発展にどのような期待を持っているか?」との質(zhì)問も聞かれた。
これに対し任報道官は、「米國が周辺地域の國の主権と安全を尊重し、南シナ海の安定に盡力した関係諸國の努力を尊重することを願っている。もちろん、中國も國際法にのっとり、南シナ海における他國の航行の自由を尊重する?,F(xiàn)在、南シナ海情勢は安定しており、米國の行動が良好な情勢にプラスになるよう願っている」と述べた。米中関係については、「健康的で安定した米中の軍事関係は両國の根本的な利益と合致する。同時に、アジア太平洋地域と世界の平和にプラスとなるため、米中両國が共同で守っていく必要がある。両國が歩調(diào)を合わせ交流を深め誤解を回避し、軍事関係が正しい軌道で発展できることを願っている」と語った。(翻訳?編集/內(nèi)山)
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