2017年2月22日、日中國交正?；?5周年を記念する「中國大使館?日中友好団體合同新年會」が東京都內(nèi)のホテルで、両國の政財(cái)界文化人約700人が出席して開催された。二階俊博?自民黨幹事長は「2017年は國交正?；?5周年に當(dāng)たる年。先輩方の努力を継承し、一衣帯水の隣國である日本と中國の重要な関係をさらに深化させていくことが必要だ」と強(qiáng)調(diào)。今年自民黨としても日中関係改善に全力を挙げる決意を示した。

【その他の寫真】

程永華駐日大使は挨拶で「今年は國交正?；?5周年、平和友好條約締結(jié)40年の記念すべき年。両國の各界が共に重要なチャンスを逃さず、責(zé)任感を強(qiáng)め、互いに脅威にならない協(xié)力的パートナーになることを再確認(rèn)すべきだ」と言明?！钢腥臻gの相互信頼を醸成し、戦略的互恵関係を全面的に推進(jìn)、平和?友好?互恵の精神でウィンウィンの関係をさらに発展させたい」と呼び掛けた。

丹羽宇一郎?日中友好協(xié)會會長（伊藤忠商事元社長）は「記念すべき年にこれだけ多數(shù)の方々が集まったのは大変心強(qiáng)い。日中は長い山と谷の時(shí)代を繰り返してきたが、國対國の対立は、力によっては何も解決しない。爭えば互いに傷つき、和すれば利する」と日中友好促進(jìn)の意義を強(qiáng)調(diào)した。

河野洋平?日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會會長（元自民黨総裁）は「政治的には不安定な狀況に陥っているが、45年前の日中國交正常化を思い起こすべきだ」と呼びかけた。宗岡正二?日中経済協(xié)會會長（新日鉄住金會長）は「中國経済は世界経済が低迷する中で、6％臺の成長を続け、世界経済の安定に寄與している。昨秋には経済界の大型使節(jié)団が訪中し、多くの中國政財(cái)界幹部と會談、大きな成果を得た。貿(mào)易?投資などで中國と緊密な関係にある日本企業(yè)のビジネスチャンスが広がるものと期待している」と述べた。

野田毅?日中協(xié)會會長（衆(zhòng)院議員）は「トランプ政権誕生で米國が保護(hù)主義に傾く中で、中國が反保護(hù)主義の立場を取っているのは心強(qiáng)い。日米中が緊密な関係を築くことが必要だ」と言明した。このほか、黒井千次?日中文化交流協(xié)會會長（日本蕓術(shù)院長?作家）、江田五月?日中友好會館會長（元參院議長）らが挨拶した。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。