2017年2月19日、中國(guó)の動(dòng)畫(huà)ニュースサイト梨視頻が、公共レンタル自転車(chē)を改造して私有化していた男が逮捕されたと伝えた。

報(bào)道によると、この男は大學(xué)院卒の高學(xué)歴者で、現(xiàn)在の仕事の月収は1萬(wàn)元（約16萬(wàn)円）を超えるという。市內(nèi)の公共レンタル自転車(chē)はすべて黃色い自転車(chē)だが、男はスプレーで黒く塗り、自転車(chē)のナンバープレートを取り外し、さらには子供用の椅子まで取り付けていた。

男は、子供用の椅子の取り付け位置が悪かったのか、ペダルがこぎにくいと自転車(chē)店に持っていき、フレームをさらに改造して溶接することを要求。しかし、自転車(chē)店の店主は一目で公共レンタル自転車(chē)だと分かり、修理を拒否、警察に通報(bào)して逮捕に至った。

逮捕された男は、「この自転車(chē)には鍵がかかっていなかったので家まで乗って帰った。自分が乗り続けるのに便利なように色を塗った」と供述。この公共レンタル自転車(chē)にはGPS機(jī)能が付いていないことを知り、犯行に至ったという。男は15日間の治安拘留処分となった。

このニュースに対し、中國(guó)のネットユーザーからは、「學(xué)歴は人を判斷する基準(zhǔn)とはならないんだな」「民度と學(xué)歴は何の関係もないということを証明した」「たんに大學(xué)院卒の盜人というだけのことだ」など、高學(xué)歴にもかかわらずこのような罪を犯したことに対するコメントが多く寄せられた。

また、「公共レンタル自転車(chē)は本性を暴く鏡」との指摘もあったが、結(jié)局のところ「家でのしつけがなってなかったんだな」ということなのかもしれない。（翻訳?編集/山中）