<アパホテル書籍問題>中國観光客に対する挑発であり、歴史を歪曲する行為は絶対に許さない―中國駐日大使館參事官

八牧浩行    2017年1月25日(水) 18時40分

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25日、中國駐日大使館の張梅広報擔當參事官が記者會見し、アパホテルの客室に舊日本軍慰安婦の強制動員や南京事件を否定する內(nèi)容の書籍が置かれていることについて「右翼史観を宣伝する本を置くことは中國観光客に対する挑発であり、許さない」と厳しく批判した。

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2017年1月25日、中國駐日大使館の張梅広報擔當參事官が記者會見し、アパホテルの客室に舊日本軍慰安婦の強制動員や南京事件を否定する內(nèi)容の書籍が置かれていることについて、「日本軍國主義の犯した重大犯罪は歴史的な事実であり、國際機関が認定した証拠が山ほどある」と指摘。その上で、「アパホテルが部屋に右翼史観を宣伝する本を置くことは中國観光客に対する挑発であり、観光業(yè)界のモラルに反している」と厳しく批判した。

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さらに「歴史を歪曲する行為は絶対に許さない。誠意を持って歴史と向き合い、しっかり反省し、信頼を得るよう促したい」と強調(diào)した。

ただ、今年が日中関係正常化45周年に當たることを踏まえ、「中國側(cè)は日本との友好関係推進に反対しない。雙方は重要なチャンスの年と考え、必要のない障壁をなくし、両國関係の安定と発展を期したい」と言明した。

また、昨年延期された日中韓首脳會談について、「議長國の日本と緊密な意見疎通を図っており、建設(shè)的な成果を出すべきだと思う」と明かした。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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