2017年1月3日、韓國?MBCは、韓國?ソウルの予備校に「白髪のおばあさん注意報」が出されたと伝えた。

ソウル麻浦區(qū)のある美術(shù)學(xué)院に最近、赤いジャンパーにマスク姿の白髪のおばあさんが訪ねてきた。おばあさんは「孫に個人レッスンで絵を?qū)Wばせたい」と1時間ほど相談した後、學(xué)院のスタッフに「財布を忘れてきたからタクシー代を貸してほしい」と頼んだ。スタッフは「授業(yè)料と一緒にタクシー代を入金する」と約束したおばあさんに2萬ウォン（約1950円）を渡したが、その後おばあさんが再び現(xiàn)れることはなかったという。

また、同區(qū)にある他の予備校でも同様の被害が多數(shù)発生している。白髪のおばあさんは同區(qū)一帯を回り、不景気で受講生の獲得に頭を悩ませている小規(guī)模の予備校を選んで犯行に及んでいるという。被害に遭った複數(shù)の予備校によると、白髪のおばあさんは7?8年前から同様の手口で犯行を繰り返してきたが、「被害額が少なく容疑者が高齢」との理由で、これまではほとんど通報されなかったという。

さらに、ある美術(shù)學(xué)院の講師は「警察に電話をしたが、『たった2萬ウォンのために捜査させるつもりか』と言われた」と明らかにした。

警察は、被害に遭った予備校の數(shù)を把握し、捜査に著手するかどうか検討している。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「泥棒より警察の対応の方がひどい」「おばあさんが約10年も犯行を続けられたのは警察のおかげだね」「2萬ウォンが問題なのではなく、その老人が常習(xí)的に詐欺を働いていることが問題。警察はそんなことも分からないの？」「年寄りがみんな正直で穏やかで良い人なわけではない」「すぐに捜査に著手するべき。犯罪に年齢は関係ない」など、警察やおばあさんに対する批判の聲が多く寄せられた。

一方で「兇悪犯罪が多い中、たった2萬ウォンの被害で通報するのは非常識」「恵まれない隣人を助けたと思って許してあげたら？」との意見もみられた。（翻訳?編集/堂本）