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2008年2月、新民報はこのほど発表された當局の「ホラー、オカルト類映像製品取り締まりに関する通知」について報道。「青少年に悪影響」との趣旨だが、規(guī)制対象もあいまいで、業(yè)界関係者も困惑しきりという。寫真は映畫「心中有鬼」。
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2008年2月、新民報は先に新聞出版総署が発表した「ホラー、オカルト類映像製品取り締まりに関する通知」について報道した。
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この通知は、オカルト、ホラーを「怨霊、悪霊、怪物、悪魔などが登場し、現(xiàn)実とはかけ離れた幻想的で夢物語のようなフィクションを用いて、人を驚かせることを目的としたもの」であると規(guī)定し、取り締まるとしている。
新民報記者は、規(guī)制の展望について上海新聞出版局映像電子インターネット出版管理局を取材。同局はこれに対し、通知をいまだ受理しておらず、現(xiàn)在具體的な取り締まり活動は行っていないことを明かした。さらに「何が規(guī)制対象になるのか判斷の基準を定めることが困難で、通知を受領した後に検討することになる」と述べたという。
出版や映像といった業(yè)界にも困惑が広がっており、ある関係者は「文言に忠実に従えば、ハリー?ポッターのようなファンタジーも規(guī)制対象になってしまう。青少年の成長に不利益だからと販売を禁止すれば、最終的には革命映畫以外は全て発禁となるのではないか」と嘆いた。
中國でもオカルトやホラーは根強い人気があり、當局が本気でこれらをマーケットから駆逐してしまう意思があるのか、今後の展開が注目される。(翻訳?編集/KT)
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