2016年12月6日、トランプ米次期大統(tǒng)領(lǐng)の発言に多くの人が注目しており、これに関連して米メディアは、「トランプ政権に懸念を抱くシリコンバレーの精鋭、中國にとってはチャンス」と指摘した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

米NBCテレビは4日、トランプ氏が選挙中に行ったシリコンバレーに関する発言を紹介。シリコンバレーはこれまで、移民就労ビザの緩和により海外の優(yōu)秀な人材を招き入れていたが、トランプ氏は移民問題で強(qiáng)硬姿勢を見せており、シリコンバレーのビザ緩和策も見直すという。

これをチャンスと見ているのが、中國のIT企業(yè)。中國検索最大手の百度（バイドゥ）の李彥宏（リー?イエンホン）CEOは、先月浙江省?烏鎮(zhèn)で開かれた第3回世界インターネット大會(huì)（烏鎮(zhèn)サミット）で、「シリコンバレーの起業(yè)家の多くは米國のイノベーションの將來を案じており、トランプ氏の當(dāng)選後はより顕著になった。多くの人が中國に來て革新的なものを生み出してほしい」と語った。

さらに、「中國は世界最大で成長が最も速いIT市場。これまで、中國企業(yè)は海外に留學(xué)した中國人の人材を獲得するのが精一杯だったが、トランプ氏の存在は中國にとって各國の人材を呼び込むチャンスとなる」と発言した。報(bào)道によると、中國はすでに海外の人材を呼び込む措置を打ち出しており、高額な報(bào)酬や起業(yè)のサポートなどを行っているという。（翻訳?編集/內(nèi)山）