日本旅行ではコレに注意!中國人観光客の被害額はすでに10億円以上に―中國メディア

Record China    2016年11月27日(日) 7時30分

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25日、中國中央テレビは、日本旅行の際にスキミングの被害が多発していると注意を呼びかけた。

2016年11月25日、中國中央テレビ(CCTV)は、日本旅行の際にスキミングの被害が多発していると注意を呼びかけた。

日本を訪れる中國人観光客の増加に伴い、増えているのがスキミングの被害?,F(xiàn)在流通しているカードの多くがICチップまたは磁気を使用したもので、被害に遭っているのは安全性が最も低い磁気タイプのものだという。細(xì)工された機(jī)械で簡単にカード情報を盜み取ることができ、情報が移された新しいカードは銀行などで使用できる。

日本の各デパートでは中國の銀聯(lián)カードへの対応が普及していると同時に、カードで購入した場合に割引が受けられるなどのサービスも展開しており、使用率が上昇している。一方で、銀聯(lián)カードが犯罪者のターゲットにもなっている。銀聯(lián)カードのスキミング被害は、今年だけですでに10億円を超えており、被害者の多くは中國本土からの観光客だ。しかし、こうした國境を越えた犯罪については、解決が難しく、長い時間がかかることから被害屆を出す割合が少なく、結(jié)果的に犯罪者が野放しにされているという。

今年5月に南アフリカの銀行のカード情報が悪用され、18億円が不正に引き出された事件を受け、金融機(jī)関も限度額を設(shè)けるなどの対策を取っているが、記事は「安全性の高いICカードの普及が急務(wù)だ」と指摘。中國では昨年1月から磁気カードの発行を中止し、來年5月からは取引も中止する。だが、ICカードは読み取り機(jī)などの設(shè)備の導(dǎo)入コストが非常に高く、日本ではなかなか普及していない。経済産業(yè)省によると、歐州では9割以上がICカードを使用しているが、アジアの平均は6割弱で、日本ではわずか17%だという。

記事は、「スキミングの問題が根絶されるのはまだ時間がかかりそうだ」とし、日本でカードを使う際は十分に注意するよう呼びかけている。(翻訳?編集/北田

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