2016年10月27日、中國(guó)山東省青島市にある私立大學(xué)?青島濱海學(xué)院の校則が物議を醸している。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

學(xué)生によると、同校は試験の成績(jī)のほか、品行を評(píng)価した點(diǎn)數(shù)も重視されている。學(xué)生にはあらかじめ100點(diǎn)が割り振られており、そこから加點(diǎn)や減點(diǎn)が行われる。點(diǎn)數(shù)が60點(diǎn)を下回ると不合格となり、最悪卒業(yè)できないこともある。同校の學(xué)生からは、「學(xué)生は手をつないではいけないし、抱き合うのも當(dāng)然NG。さらに、食堂で1つの料理をシェアすることや、イヤホンを片方ずつ共有することも減點(diǎn)の対象となる」と語っており、學(xué)校は清掃員を雇っていないため、宿舎や構(gòu)內(nèi)、トイレ掃除を?qū)W生が行うのだが、大きな紀(jì)律違反の際にはトイレ掃除を命じられるという。

一方で、県志（その県の歴史や地理、風(fēng)習(xí)、特産などをまとめた書籍）を寄付することで點(diǎn)數(shù)を加點(diǎn)することができると學(xué)生は語っている。戀人と手をつないだことで減點(diǎn)を受けた學(xué)生は、故郷の県志の寄付を求められたと話し、休暇前にはクラス全員に対し県志の寄付を求めるとの証言が聞かれている。

こうした學(xué)生の指摘に対し學(xué)校側(cè)は學(xué)生間の戀愛に対し中立であるとし、「校則では男女に適切な振る舞いを求めており、料理のシェアやイヤホンの共有に関する記述はない」と説明した。さらに、清掃員を雇っていないことを認(rèn)めたうえで、「學(xué)生自身が掃除することで良好な衛(wèi)生習(xí)慣を身につけられる。學(xué)校は毎年多額の奨學(xué)金を出しており、清掃員を雇う費(fèi)用と節(jié)約しているのではなく、お金を?qū)W生の援助に回したいのだ。県志の寄付は全く強(qiáng)制しておらず、教師が寄付するケースもある。仮に學(xué)生が指摘した強(qiáng)制的な寄付があれば、厳しく対応する」と述べている。（翻訳?編集/內(nèi)山）