2016年8月22日、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは環(huán)太平洋連攜協(xié)定（TPP）が新たな「失敗したアジア外交」になるとの見通しを示した。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

厳しい交渉の末についに合意に達したTPPだが、米國では左右両派から批判の聲が高まっており、議會で承認される可能性はきわめて低くなっている。米國主導の下でまとまったTPPが失敗に終われば、アジアにおける米國の信頼性を傷つけるものになりかねない。

オバマ大統(tǒng)領は世界の貿(mào)易ルールを中國が作るのか、米國が作るのか、カギを握るのはTPPだと語り理解を求めているが、「中國の自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）外交は従來型の関稅引き下げを求めるものでしかなく、大統(tǒng)領の主張は荒唐無稽」との反論も寄せられている。

四面楚歌（そか）に陥ったTPP。もし失敗すればその影響は大きい。ある専門家は、米國と中國の間でバランスを取っていた小國は米國の力に疑念を抱き、中國に接近するだろうと指摘している。（翻訳?編集/