2016年7月12日、広州日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)広東省広州市で11日、朝の通勤ラッシュで込み合う路線バスの車內(nèi)で高齢の男がナイフを振り回すという騒ぎがあった。

この騒動(dòng)は、男と他の乗客との口論が発端となった。長(zhǎng)蛇の列ができた停留所から乗り込んだ男は後ろにいた客に押されて足がよろめき、ステップに體をぶつけたらしく、後方に向かって文句を言う男を見(jiàn)た運(yùn)転手がその場(chǎng)を取り成したが、男と男を押した乗客は口げんかを開(kāi)始。運(yùn)転手から注意を受けて落ち著いたものの、しばらくたってまたののしり合いを始めた。

男は乗車する際にすねを負(fù)傷したとみられ、自身のけがに気付いてからさらに怒りが増した様子だったという。座席から立ち上がって口論の相手に長(zhǎng)さ10センチほどのナイフを突きつけ、逃げる相手の後を追う事態(tài)となった?！父哐獔Rなのに…」と妻が落ち著くよう説得する中、これに気付いた運(yùn)転手はバスを停めて乗客らに下車するよう指示。この時(shí)、數(shù)人の乗客が一緒になって男の手からナイフを奪った。幸い、負(fù)傷者は出なかった。

警察によるその後の調(diào)査で男の年齢は92歳であることが判明した。相手が自分にけがをさせたこと、自分を脅すようなことを言ったことに腹が立ち、ナイフを出したことは「自衛(wèi)のためだった」と話したという。その後、男は妻と一緒に家路についた。（翻訳?編集/野谷）