最近、大手メディア各社は、職場の大きな問題として「過酷な殘業(yè)」を取り上げている。実際には、中國の労働法では、労働者の勤務(wù)時(shí)間をめぐる明確な規(guī)定が定められている。世界の職場文化に眼を転じると、殘業(yè)を控えることを提唱する國は多い。さらには、さまざまな措置を講じて職員の「定時(shí)退社」を奨勵(lì)している。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

【その他の寫真】

○中國：法律が定めた勤務(wù)時(shí)間上限は週44時(shí)間

中國「労働法」によると、労働者の勤務(wù)時(shí)間は1日8時(shí)間、1週44時(shí)間を上回ってはならない。だが、出世競爭のプレッシャーからか、あるいは上司から好印象を得られるためにか、はたまた會(huì)社の理屈に合わない殘業(yè)制度によるものか、殘業(yè)は當(dāng)たり前になっており、このような悪しき習(xí)慣を改めることは極めて難しいようだ。

○日本：従業(yè)員に「ノー殘業(yè)デー」実施を奨勵(lì)

日本の殘業(yè)がかなり過酷であることは世界中で有名で、「過労死」という言葉も日本で生まれた。ここ數(shù)年、日本政府は、殘業(yè)からもたらされる一連の問題を注視しており、各企業(yè)に対し、社員が定時(shí)退社できるような措置を講じるよう呼びかけている。また、日本政府は新しい祝日を制定?発表した。2016年8月11日から、正式に「山の日」を祝日とすることを定めた。これは、國內(nèi)山間部の重要な文化に対する意識(shí)を日本國民に高めてもらうことが目的だという。ある分析によると、日本はたびたび新しい休暇を生み出しているが、その意図は、日本人の働き過ぎの習(xí)慣を改め、世界をじっくり観察するよう促すことにあるという。

○ドイツ：効率の高い業(yè)務(wù)で殘業(yè)をしない

醫(yī)師や看護(hù)士など、専門性や時(shí)間的制約の高い特殊な職業(yè)を除き、ドイツの一般的な勤め人の多くは、夕方5時(shí)か6時(shí)の定時(shí)に仕事を終えて帰宅、家族と夕食を共にする、あるいは友人と集う。定時(shí)では絶対に終わらない仕事を抱えた場合、彼らはどうするのだろうか？一般的なドイツ人は、以下2種類の対策を講じる。

1．仕事の効率をさらに上げる。多くのドイツ人は、早朝に仕事をスタートして集中して働く。晝食を摂らない時(shí)もある。要するに、午後5時(shí)までに仕事を終えるために萬全の手を盡くすのだ。

2．自分で責(zé)任は取らない。つまり、時(shí)間通りに仕事が終わらない場合には、會(huì)社側(cè)が業(yè)務(wù)量に見合う労働力を確保しなかったために仕事が完成しないのであり、これは會(huì)社の責(zé)任だと主張する。

これら2つの方法を?qū)g行することで、ドイツ人の定時(shí)退社が可能となっている。

○フランス：退社した従業(yè)員へのメール?電話連絡(luò)は禁止

フランスの新労働法では、午後6時(shí)から翌日午前9時(shí)までの正規(guī)の労働時(shí)間以外の時(shí)間帯には、會(huì)社側(cè)が従業(yè)員にメールを送る、あるいは電話で連絡(luò)することは禁じられている。フランスで定められている法定勤務(wù)時(shí)間は週35時(shí)間、このほか、従業(yè)員は年間5週間以上の有給休暇を取得できる。だが、労働法では、企業(yè)のトップ層は同項(xiàng)目の対象とはなっていない。即ち、トップ層は、終業(yè)後も煩雑な事務(wù)を処理しなければならない。

○オランダ：「秘策」を講じて従業(yè)員の定時(shí)退社を迫る社長

「會(huì)社のデスクに向かって仕事をしていると、突然デスクがゆっくりと床を離れて上昇、止めようにも止められない」?このようなシーンを想像できるだろうか？これは、オランダの某デザイン會(huì)社が設(shè)計(jì)したからくりで、同社の社長が社員の殘業(yè)を何とかして食い止めるための苦肉の策だ。社員は全員、この工夫に大喜びだった。殘業(yè)する必要はないうえ、人間関係もよくなったからだ。社長も、社員の仕事の効率が上がったため、このアイデアにご満悅だ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KM）