拡大
中國のネット上では憤青らによって「日本製品ボイコット」がたびたび叫ばれるが、延辺大學(xué)の金銀玉さんは、メイドインジャパンの位置づけについて作文につづっている。資料寫真。
(1 / 2 枚)
中國のネット上では憤青(愛國思想が強(qiáng)い若者)らによって「日本製品ボイコット」がたびたび叫ばれるが、それが現(xiàn)実的ではないことは中國人自身もよく理解している。延辺大學(xué)の金銀玉さんは、メイドインジャパンの位置づけについて作文に次のようにつづっている。
【その他の寫真】
高校の時(shí)、私と私の友達(dá)はCDプレーヤーを持っていました。でも、彼女のCDプレーヤーは中國製です。私のは、叔父が日本から持って來た日本製品です。彼女はいつもこう言います?!袱蓼骏啸氓匹戛`がなくなった。まだ、2時(shí)間しか聞いてないのに。君のはいいね。10時(shí)間も聞くことができるから。やはり、日本製品は品質(zhì)がいいね」。そう、日本製品を使ったことがある人は、日本製品のいい點(diǎn)を感じたはずです。
日本の製品は中國で非常に人気があります。それはなぜでしょうか。まずは、中國人の心にはもう、日本の製品は品質(zhì)がいいという考え方ができたからかもしれません。値段はちょっと高くても、品質(zhì)が良ければ長い時(shí)間使うことができます。長い目で見れば日本の製品を買うのがもっと節(jié)約になります。
次は習(xí)慣です。何十年間、ずっと日本製品を使っているので、そのメリットを感じて、ほかの製品を使いたくないと思っている人もいると思います。15年前、お金をたくさん使い松下(パナソニック)のテレビを買いました。信じられないことに、今でもこのテレビは壊れていません。ですから、父は「テレビを買うなら、次も日本製」と言っています。日本製は中國だけでなく世界で人気です。
では、なんで日本人はそんなに精密な、人々の要求を満足させる製品を作ることができるのでしょうか。まずは、日本の歴史と関係があると思います。明治維新の後、日本人は西洋の技術(shù)を熱心に學(xué)び、だんだん現(xiàn)代の技術(shù)を掌握するようになりました。そして、日本人は國民の教育を非常に重視し、いろいろ有能な人材が育成されました。もちろん技術(shù)を高めるためにお金がたくさんかかります。日本政府はたくさんの資本を投下しました。技術(shù)、教育、資本は、日本製品を作るのに欠かせないものです。
次は、日本の國情です。日本の國土は狹くて、資源はあまり豊かではありません。ですから、節(jié)約しなければなりません。日本は物を多く生産するのではなく、ひとつの製品にその最大の効能を発揮させます。研究に研究を重ねて、今こんなに立派な製品を作ることができるようになったのではないかと思います。日本人はガソリンを多く消費(fèi)しない小型車を開発しました。そのような車は、環(huán)境とエネルギーが問題になった今、日本ばかりだけでなく全世界のニーズにも合っています。
最後は、日本人の民族の精神です。日本人はまじめですから、製品を作る時(shí)には、真剣になります。特に、細(xì)かいことに気をつけています。細(xì)かいことに気をつけることができるからこそ、日本製品は世界中で愛用されているのだと思います。「メイドインジャパン」はどこで生産したかの標(biāo)識というだけでなく、品質(zhì)の保証になりました。未來も、もっと多くの信頼できる製品を作ることができると思います。(編集/北田)
※本文は、第六回中國人の日本語作文コンクール受賞作品集「メイドインジャパンと中國人の生活」(段躍中編、日本僑報(bào)社、2010年)より、金銀玉さん(延辺大學(xué))の作品「日本製品が愛用されている理由」を編集したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報(bào)社の許可を得て掲載しています。
日本僑報(bào)社
2016/6/8
日本僑報(bào)社
2016/2/26
日本僑報(bào)社
2016/2/19
日本僑報(bào)社
2015/11/22
日本僑報(bào)社
2015/10/29
ピックアップ
we`re
RecordChina
この記事のコメントを見る