2016年6月18日、米華字紙?世界日?qǐng)?bào)によると、米國(guó)で出産しようとした中國(guó)人女性が、米稅関で入國(guó)を拒否され帰國(guó)するという出來(lái)事があった。

近年、出産のために米國(guó)を訪れる中國(guó)人が後を絶たない。法律的には、すべての手続きを行い、出産目的であることをきちんと申告し、出産と滯在にかかる費(fèi)用を有していることを証明するもの（現(xiàn)金や銀行預(yù)金の証明など）があれば問題ない。しかし、記事によると、移民を管理する部門には主観的に判斷できる行政的な裁量権が與えられており、米國(guó)で不法滯在する可能性があると疑われた場(chǎng)合は、たとえ正式に発給を受けたビザを所持していても入國(guó)を拒否することができるという。

弁護(hù)士の胡氏は最近もそうしたケースがあったといい、「彼女たちは入國(guó)を拒否された場(chǎng)合、そこは米國(guó)內(nèi)ではないため弁護(hù)士を呼ぶ権利もない。管理官の権限が大きく、たとえ合法的な申請(qǐng)をしていても鶴の一聲で入國(guó)拒否されてしまう」と話す。

こうした問題について、米國(guó)國(guó)土安全保障省稅関?國(guó)境取締局（CBP）のJaime Ruiz氏は記者會(huì)見で「プライバシーの問題から個(gè)別の案件についてのコメントは控える」としながらも、「米國(guó)には現(xiàn)在、外國(guó)人が米國(guó)內(nèi)で出産することを禁止する具體的な法律や法規(guī)はないが、妊婦はほかの入國(guó)者と同様、入國(guó)できないさまざまな理由をクリアしなければならない」としている。（翻訳?編集/北田）