ライバルはやはり日本!マレーシアの高速鉄道めぐってし烈な競爭、中國の売りは「安全」―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2016年6月2日(木) 23時(shí)50分

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中國鉄路総公司の盛光祖社長はマレーシアのナジブ首相との會談を翌日に控えた24日、同國メディアの取材に答え、「安全こそ高速鉄道の基本的要求。中國の鉄道は絶対に安全で信頼できる」と述べた。寫真は中國の高速鉄道。

中國鉄路総公司の盛光祖社長はマレーシアのナジブ首相との會談を翌日に控えた24日、同國メディアの取材に答え、「安全こそ高速鉄道の基本的要求。中國の鉄道は絶対に安全で信頼できる」と述べた。

盛社長は自ら代表団を率い、23日にマレーシアの首都クアラルンプールに到著した。同國のナジブ首相を表敬訪問して、クアラルンプールとシンガポールを結(jié)ぶシンガポール?マレーシア高速鉄道プロジェクトの受注にはずみをつけたい考えだ。

盛社長の代表団は、中國中車株式有限公司、中國交通建設(shè)株式有限公司、中國鉄建株式有限公司、中國鉄路通信信號株式有限公司、中國輸出入銀行、中國投資有限責(zé)任公司など、少なくとも6企業(yè)の責(zé)任者をともない、中國高速鉄道プロジェクト分野の設(shè)計(jì)、建造、運(yùn)営、資金調(diào)達(dá)といった各方面の関連機(jī)関の関係者も含まれている。

このプロジェクトを受注するため、中國企業(yè)は全力を傾けている。シンガポールとマレーシアのクアラルンプールを結(jié)ぶ高速鉄道計(jì)畫で、完成して運(yùn)転が始まると、これまで鉄道で6時(shí)間あまりかかっていた両地域の移動時(shí)間がわずか90分ほどに短縮されることになる。中國鉄路総公司はこのプロジェクトを中國高速鉄道の海外進(jìn)出の3つ目のシンボルとなるプロジェクトと考えている。1つ目はインドネシアのジャカルタ?バンドン高速鉄道、2つ目はロシアのモスクワ?カザン高速鉄道だ。

シンガポール?マレーシア高速鉄道への投資額は745億元(約1兆2594億円)と見込まれており、巨額の投資をめぐって各方面が激しい爭奪戦を繰り広げている。入札には、高速鉄道プロジェクトでこれまでもたびたび競爭してきた日本の企業(yè)をはじめ、韓國や歐州の企業(yè)も參加する。盛社長はマレーシア訪問2日目、「中國の鉄道技術(shù)は先進(jìn)的で、安全で信頼でき、コストパフォーマンスは高く、建設(shè)ペースは速い。中國は技術(shù)や経験の優(yōu)位性によってこのプロジェクトを勝ち取りたい」と述べた。

中國の最大のライバルはやはり日本。東南アジアの高速鉄道を研究する萬里常安海外リスク研究院の黃日涵院長は、「日本に比べて、中國の高速鉄道技術(shù)は全面的で、比較的安い建設(shè)費(fèi)にも高い競爭力がある。こうした要因は入札にプラスだが、日本とマレーシアやシンガポールなどの東南アジア諸國との長期にわたる複雑に絡(luò)み合った國交関係を考えると、変數(shù)もいろいろあり、単に商用運(yùn)転の観點(diǎn)だけから考えることはできない」と分析する。

盛社長はナジブ首相との會談前日の24日、マレーシアメディアの取材に答え、「安全こそ高速鉄道の基本的要求。中國の鉄道は絶対に安全で信頼できる。これは國際鉄道連合(UIC)も認(rèn)めるところで、過去10年間の世界の鉄道安全狀況に関するデータをみると、鉄道の乗客死傷者指數(shù)で中國は最も低い。この指數(shù)は低ければ低いほど安全であることを示す」と分析した。

ここ數(shù)年、中國鉄道事業(yè)は急速に発展し、2015年末現(xiàn)在、中國の鉄道営業(yè)距離數(shù)は12萬1000キロメートルに達(dá)し、うち高速鉄道は1萬9000キロメートルで、世界の高速鉄道営業(yè)距離數(shù)の60%以上を占め、世界一となっている。また、海南島の環(huán)狀高速鉄道は目下世界唯一の熱帯地域にある環(huán)狀高速鉄道で、気候や地質(zhì)環(huán)境はいずれもシンガポール?マレーシアの高速鉄道に似ている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KS)

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