2016年5月16日、北京晨報によると、中國北京市のあるホテルで客室清掃員がトイレ用洗剤を使って部屋のポットやカップを洗ったとの情報がネット上で暴露された。

この情報をネットに投稿したのは出張で北京を訪れた男性。今月11日にチェックインしたところ、清掃中という理由で少し待つよう告げられたが、「先に荷物を置いて食事を取ろう」と考えた男性はフロント係の同意を得た後、客室に入った。そこで目にしたのが洗面臺に張った青い液體の中にトイレ用ブラシと一緒に入れられた客室用のポットとカップで、男性は清掃員を問い詰めたが何の説明も得られなかったためフロントに行って事情を説明。フロント係は笑みを浮かべて「（カップを）洗っているのでしょう」と答えたという。

この件に関してホテルの責(zé)任者は「エコノミーホテルとは言え、清掃にはルールを設(shè)けており、新人スタッフには事前にトレーニングを行っている」とコメントし、問題を起こした清掃員が「他の洗剤で茶渋が落ちなかったためトイレ洗剤を使った」と話していることを明らかにした。この清掃員と監(jiān)督責(zé)任者はすでに解雇処分となっており、ホテル側(cè)は今後、従業(yè)員に対する指導(dǎo)を強(qiáng)化する考えを示している。（翻訳?編集/野谷）