中國(guó)人観光客の増加を歓迎する一方、そのマナー違反にたびたび批判の聲が上がってきたタイだが、「最近は中國(guó)人観光客に対する印象が好転してきた」との指摘が専門家から上がっている。

26日付の中國(guó)新聞網(wǎng)によると、タイ?チェンマイ大學(xué)の社會(huì)研究所責(zé)任者は2014年から「中國(guó)人観光客のタイ中?北部市民に対する影響」と題したオンライン調(diào)査を?qū)g施している。その結(jié)果、「現(xiàn)地市民と中國(guó)人観光客との相互理解が進(jìn)んできた」ことが判明。市民側(cè)は文化の違いによってトラブルが起こることへの理解が進(jìn)み、中國(guó)人観光客のマナー違反も少しずつ減っているという。

同責(zé)任者は「この3年間で中國(guó)人観光客が起こすトラブルも変化している」と語り、「この先もタイを訪れる中國(guó)人観光客は増え、それに伴って引き起こされる問題も変化していくだろう」と指摘。「國(guó)民と中國(guó)人観光客が問題回避に向けて一緒に努力することが必要」と呼び掛けた。

タイ當(dāng)局の発表によると、15年は延べ800萬人以上の中國(guó)人観光客がタイを訪れた。今年はいっそうの拡大が予測(cè)されている。（by Yamaguchi）