2016年4月11日、韓國?ノーカットニュースによると、無賃乗車客への厳しい取り締まりに乗り出した韓國鉄道公社（KORAIL）の自主監(jiān)査で、職員らの「タダ乗り」が発覚した。

同公社は、韓國で最も無賃乗車客が多いと言われる急行列車「ITX青春」號(hào)で、無賃乗車の取り締まり強(qiáng)化を始めた。摘発された場合、運(yùn)賃の10倍に上る罰金が科せられる。しかし一方で、公社職員の不正乗車が橫行している事実がこのほど明らかになった。

公社が今年2月に行った監(jiān)査では、職員20人が通勤時(shí)に高速鉄道（KTX）の「特室」を無料利用していたことが分かった。これとは別に韓國國民権益委員會(huì)が行った調(diào)査でも、職員9人の通勤での特室利用が発覚している。公社職員は通勤経路においてKTXの一般車両の無料乗車が認(rèn)められているが、グリーン車に當(dāng)たる特室を利用する場合、一般の客と同様に、一般車両より40％ほど高い料金を払わなければならない。

公社関係者は、監(jiān)査での摘発以降はこうした事例はないと説明しているが、一部の乗客からは、そもそも職員が一般車両に無料で乗れる特権に疑問を呈する聲も上がっている。また韓國のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「うらやましい。列車を自家用に使えるなんて」

「國會(huì)議員がKTXに無料で乗れる特権もなくして」

「調(diào)べれば調(diào)べるほどタダ乗りが見つかる。すごい國だ」

「地下鉄も監(jiān)査した方がいいよ」

「燈臺(tái)下暗しとはよく言ったものだ」

「業(yè)務(wù)上の利用でも、正式に乗車券を買って、費(fèi)用を會(huì)計(jì)処理するのが正しいやり方では？國稅庁は何してるんだ？」

「こういうのもタダ乗りって言うのかな？」

「職員にこの程度の福祉も提供できないなんて、あまりに世知辛い」

「特室はちょっと無理があるけど、職員なら一般車両に無料で乗るのも問題ないと思う」

「飲食店の店員が賄いにお金を出すべきかって騒ぎになってたのを思い出す」（翻訳?編集/吉金）