2016年4月28日、中國?北京市當局はこのほど、年內(nèi)に石炭の使用を減らし汚染が著しい企業(yè)の営業(yè)を停止させると発表した。北京日報が伝えた。

中國では大気汚染が社會問題となっているが、石炭の利用も大気汚染の原因の1つ。これに関連し、北京市は石炭使用の削減を推進する。石炭の代わりに電気やガスなどの利用を拡大し、年內(nèi)に北京五環(huán)路（市の中心を囲むようにして走る高速道路）內(nèi)と通州區(qū)で石炭を燃料とするエネルギー生産施設を閉鎖。さらに、関連企業(yè)を取り締まり、汚染が著しい企業(yè)300社を淘汰（とうた）する。

このほか、全市約7萬戸の電気供給を擔っている施設の改修を行い、20の村で石炭の利用を電気に切り替える計畫。同市はこうした取り組みを行い、石炭利用を全面的に削減するという。（翻訳?編集/內(nèi)山）