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24日、樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)が韓國と中國でヒット中のドラマ「太陽の末裔」を稱賛したことを受け、韓國では一度撤去された同ドラマのロケセットを稅金を投じて再建する動きが出ている。これについて、韓國のネットユーザーからは不満の聲が上がっている。資料寫真。
2016年3月24日、韓國?ハンギョレによると、樸槿恵(パク?クネ)大統(tǒng)領(lǐng)が韓國と中國でヒット中のドラマ「太陽の末裔(まつえい)」を稱賛したことを受け、韓國では一度撤去された同ドラマのロケセットを稅金を投じて再建する動きが出ている。
同ドラマの主な背景となるウルク太白部隊は、ほとんどが江原道太白市にある廃炭鉱內(nèi)のロケセットで撮影された。ロケセットは昨年11月のドラマ撮影終了と同時にすべて撤去された。しかし、太白市は23日、「韓國のネットユーザーのみならず國內(nèi)外の旅行會社からもウルク太白部隊のロケセットを訪問したいとの問い合わせが相次いでいる」とし、「ロケセットを再建し、近隣の観光地と連攜して韓流観光の名所にする予定だ」と明らかにした。
さらに、樸大統(tǒng)領(lǐng)が21日の首席秘書官會議で、「『太陽の末裔』が韓國の文化を世界に知らしめ韓國への関心を呼び起こしている」と稱賛すると、政府部署もロケセット再建に向けて動き出した。韓國観光公社のチョン?チャンス社長は22日、太白市を訪問し、積極的な支援を約束。25日には他の政府関係者も同市を訪れる予定だという。
しかし、ロケセット再建のためには費用や山林復(fù)舊の問題を解決しなければならない。ロケセットが作られた廃炭鉱は山林庁が64億ウォン(約6億2000萬円)をかけて山林復(fù)舊工事を行っていた。しかし、ドラマ制作側(cè)からの撮影協(xié)力要請を受け、山林庁は工事を一時中斷し、ロケセットの撤去を條件に貸し出していた。また、太白市は「約20億ウォン(約1億9000萬円)の再建費用をすべて負(fù)擔(dān)することは不可能」とし、中央政府に再建費用や道路網(wǎng)拡充などを求めている。
これについて、韓國のネットユーザーからは不満の聲が上がっている。
「いくら人気があると言ってもこれは違う」
「稅金を無駄にするな。観光産業(yè)も大事だがほどほどにしてほしい」
「お金のためなら環(huán)境問題を無視してもいいの?」
「2年後には誰も訪れない。映畫のロケセットを保存している場所は全國にたくさんあるが、ほとんどが管理されずに廃れている」
「俺の出した稅金がどこに使われているのか、詳しく知りたくなった」
「大統(tǒng)領(lǐng)の一言にこんなにも振り回される國が他にあるか?10年持つ観光地かどうか、しっかり検討してほしい」
「樸大統(tǒng)領(lǐng)がそんなに偉いの?樸大統(tǒng)領(lǐng)の機(jī)嫌を取ることしか能がない韓國の公務(wù)員。本當(dāng)に恥ずかしい」
「大統(tǒng)領(lǐng)にドラマを見る暇があるの?國民は毎日、夜遅くまで働いているのに…」(翻訳?編集/堂本)
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