2016年2月29日、北京青年報(bào)によると、中國(guó)では本來(lái)保護(hù)されるべき野生動(dòng)物が、一部の人の欲望や虛栄心の犠牲となり、食材として違法に闇取引されている。

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浙江省溫州市永嘉県の司法當(dāng)局はこのほど、野生動(dòng)物の極めて大規(guī)模な闇取引を摘発。貯蔵していたセンザンコウ、サンショウウオ、ベンガル山貓、熊の手など1500點(diǎn)余りを押収し、総額1億元（約17億円）を超えた。広東省や広西チワン族自治區(qū)など他省で買(mǎi)い付けた“食材”を中國(guó)各地の農(nóng)家楽（農(nóng)家レストラン）や高級(jí)レストランに卸して暴利を得ていた。

闇取引グループはセンザンコウを「地竜」、ミズオオトカゲを「五爪金竜」など、野生動(dòng)物の呼び名を変えて扱ったり、単に數(shù)字で呼んだりして、取り引きの発覚を免れようとしていた。いずれも高額で取引されており、センザンコウは1匹だけで1萬(wàn)元（約17萬(wàn)円）近い利益を得ていた。

こうした高額の食材を手に入れることは、中國(guó)では一部の人の間で富や地位の象徴になっている。（翻訳?編集/岡田）