2016年2月13日、中國(guó)のポータルサイト?網(wǎng)易に「日本の女の子は、彼氏の実家が農(nóng)家だったら逃げ出すだろうか？」と題する記事が掲載された。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)で春節(jié)（舊正月）期間中にあるニュースが話(huà)題になった。上海の女性が新年を迎えるため、彼氏の実家である江西省の農(nóng)村を訪れたのだが、初日に出された夕食のあまりのひどさにショックを受け、結(jié)局、そのまま上海に戻ってしまったというものだ。女性がネット上にアップした夕食の寫(xiě)真は、確かにお世辭にも食欲をそそるとは言えないものだった。このニュースは、「天と地ほどの差」とも言われる中國(guó)の都市部と農(nóng)村部の格差を如実に表しているともいえる。

記事は、そうした背景を紹介しつつ、「日本の都市部で生活する女性は、農(nóng)家で出される料理に驚いて逃げ出すことは絶対にない」とし、日本の農(nóng)村での生活を紹介している。

記事はまず、日本の農(nóng)家について「すでに現(xiàn)代化され、生活水準(zhǔn)は都市部とほとんど差はない」としている。その理由として、（1）農(nóng)業(yè)のオートメーション化が進(jìn)み、トラクターなどの農(nóng)業(yè)機(jī)械が広く普及していること、（2）道路が整備されていることで流通がスムーズなこと、（3）農(nóng)産品の市場(chǎng)価格が高く、農(nóng)民の収入が比較的高いこと（中國(guó)と比べて）、などを挙げている。

環(huán)境面については、「日本の田舎は東京や大阪といった大都市よりも清潔?快適で、生活に適している」と指摘する。緑が多く、川の水や土壌がきれいで、農(nóng)業(yè)にも適している點(diǎn)が評(píng)価されている。住宅についても、「たとえ田舎でも、よく考えて建てられており、室內(nèi)は溫かく、清潔で車(chē)庫(kù)も備えている」と紹介。日本人には當(dāng)然のように感じられるが、農(nóng)家がこれほどまでに「先進(jìn)的」であることは、中國(guó)人にとっては驚きのようだ。

このほか、田舎でも道路はほとんど舗裝されていること、インフラや役所、郵便局、病院などの施設(shè)も必ずあること、太陽(yáng)光発電などを利用して環(huán)境に優(yōu)しい生活をしていることなども挙げ、「日本の農(nóng)村では堆肥や薪が積まれている様子を見(jiàn)ることはない」としている。記事は最後に、「中國(guó)と日本の農(nóng)村の差は大きく、特に農(nóng)民の教育?文明レベルには大きな差がある。中國(guó)の農(nóng)村の都市化の道はまだまだ長(zhǎng)い」とまとめている。（翻訳?編集/北田）