2016年2月12日、空前のヒットを記録しているチャウ?シンチー（周星馳）監(jiān)督の最新作「美人魚」だが、監(jiān)督お得意のオマージュもふんだんに盛り込まれ、観客を喜ばせている。新浪が伝えた。

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現(xiàn)在、「興行神話」を更新し続けているのが、チャウ?シンチー監(jiān)督の最新作「美人魚」だ。中國(guó)では今月8日に封切られたが、興行収入は4日間で10億元（約172億円）を突破。これまで中國(guó)で公開された映畫の中で、最速のスピードで數(shù)字を塗り替え続けている。

チャウ?シンチー監(jiān)督作品には、彼自身が好きな映畫や役者へのオマージュが必ず盛り込まれていることでも有名だ。「少林サッカー」では、米SF映畫をまねたシーンなどが登場(chǎng)している。

今回の「美人魚」についても、映畫を見た人からさまざまなオマージュ場(chǎng)面が報(bào)告されている。

まずオープニングの音楽は、ブルース?リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」のテーマ曲をアレンジしたもの。チャウ監(jiān)督は、ブルースの熱烈なファンであることが知られている。

臺(tái)灣の巨匠、アン?リー（李安）監(jiān)督へのオマージュも見られる。ベネチア映畫祭の金獅子賞に輝いた「ラスト、コーション」を意識(shí)したシーンが登場(chǎng)するためだ。アン?リー監(jiān)督は以前、チャウ監(jiān)督について、「童心を持ち続けている彼の作品は、自分には撮れない。本當(dāng)に素晴らしい」と絶賛している。

さらに、主人公たちが海中を泳ぐシーンでは、アニメ映畫「ファインディング?ニモ」のニモがちらりと登場(chǎng)。チャウ監(jiān)督の遊び心を示している。（翻訳?編集/Mathilda）