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中國(guó)の景気指標(biāo)の悪化や原油相場(chǎng)の下落、中東情勢(shì)の緊迫化、北朝鮮の核実験問(wèn)題などを材料に、年初以來(lái)、世界の株価が全面安の展開となっている。寫真は東京証券取引所。
2016年1月7日、中國(guó)の景気指標(biāo)の悪化や原油相場(chǎng)の下落、中東情勢(shì)の緊迫化、北朝鮮の核実験問(wèn)題などを材料に、年初以來(lái)、世界の日経平均株価が全面安の展開となっている。7日の東京株式市場(chǎng)で日経平均株価は前日比51円55銭安の1萬(wàn)8139円銭で始まり、1萬(wàn)8000円を割り込んだ。始値の下落は年初から4日連続で、史上初めてのケース。昨年末終値1萬(wàn)9033円から1000円以上下落したことになる。
歐米株式相場(chǎng)や原油先物相場(chǎng)の連日の下落で、投資家心理が悪化、リスクを回避する動(dòng)きが広まった。外國(guó)為替市場(chǎng)で118円高ドル安が進(jìn)行、118円臺(tái)で推移していることも売り材料となっている。
6日の米株式市場(chǎng)でダウ工業(yè)株30種平均は大幅安となり、前日比252ドル(1.5%)安の1萬(wàn)6906ドルで終えた。約3か月ぶりの安値で、1萬(wàn)7000ドルを割り込んだのは約2カ月半ぶり。歐州市場(chǎng)でも英獨(dú)市場(chǎng)をはじめ軒並み大幅安となった。中東情勢(shì)の緊迫化、北朝鮮の核実験に加えて、同日発表された中國(guó)景気指標(biāo)の悪化や原油相場(chǎng)の下落が嫌気された。
市場(chǎng)筋は「中東、北朝鮮など地政學(xué)的なリスクが顕在化しており、しばらくは不安定な値動(dòng)きが続く」と見ている。(八牧)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問(wèn)。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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