2015年6月30日、中國山東省棗荘市周営鎮(zhèn)に住む中醫(yī)が患者に処方していた「男女を産み分けることのできる中薬」はまったく効果のない滋養(yǎng)強(qiáng)壯の薬であることが判明した。中國メディア?斉魯網(wǎng)が伝えた。

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この中醫(yī)が患者らに提供していた男女産み分けの秘薬を手に入れ、専門家に分析を依頼したところ、男女産み分けにはまったく効果がないとの結(jié)果が出た。同市食品薬品検験所の職員は「醫(yī)師が産み分け薬を処方するのは違法だが、これを取り締まる権限は検験所にない」と話す。周営鎮(zhèn)の計(jì)畫生育委員會(huì)は、この問題について「すぐに実態(tài)調(diào)査に乗り出す」と答えたが、その調(diào)査結(jié)果に関する報(bào)告はまだない。

中醫(yī)の行為は明らかに詐欺であり、このまま放っておくと、さらに多くの善良な市民がだまされることになる。醫(yī)療費(fèi)を目當(dāng)てに偽物の薬を販売する行為は醫(yī)師の名譽(yù)をおとしめるものだ。（翻訳?編集/本郷）